笑っておっぱいを取り戻す!

乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

クエ鍋

2022-02-07 11:25:00 | 日記
クエ鍋するから行かない?とのお誘いに、食べたことないから行く行くと軽いノリで参加してきた。写真がなくてごめんなさい。

前菜は塩辛をクリームチーズと合わせたものやホタルイカとうるいの酢味噌和えなど。クエの腸も。白い筒状。臭みも味も特になく、しこしこした食感を楽しむ感じ。

次はお刺身。白身でアッサリしてて、鯛とか、ふぐに似てるかな?お上品な美味しさ。

そしてウロコの唐揚げ。ウロコがくるんと丸まってハリネズミみたい。カリッカリで美味しかった。

次は鍋かなと思っていたら、煮付けが出てきた。ここまでで、かなりお腹いっぱい。誰かがお持ち帰りにすると言い出したので、私も。と手を挙げたが、夫から、今食べた方が美味いよ。と言われて、食べることに。火を通すと結構脂が乗ってる。白ご飯が欲しくなる味。

いよいよ、土鍋登場。白菜とネギとアラを先に入れ、クエの身は後からシャブシャブ程度に。とのこと。1個目は半生、中が少し硬い。2個目からはもう少し長くシャブシャブして中まで火を通すと、身がホロッと崩れて美味。アラから出た出汁と脂がいい仕事してる。最後にプリプリとしたアラも食べて鍋はすっからかんに。

スープだけになった鍋が一旦引き上げられて、雑炊になって帰ってきた。ご飯を一度水で洗ってから投入してた。この一手間がサラッとした雑炊の秘訣なのね。出汁をたっぷり吸ったご飯、うまーい。お腹いっぱいと言いつつ完食。

今日のクエは11キロ。それを10人で食べたから、捨てる部分を抜いてもひとり1キロくらい。すっかり堪能した。

4人分の伝票に11700と見えて、ん?そんなもんなの?と思いきや、1と7の間にゼロが一個隠れていた。クエだもの1万円ちょっとのはずはない。でも11万円も想定外。世間知らずの私はひとり1万円〜1万5000円くらいかと思ってた。夫と2人で5万5000円の大出費。お金持っててよかった〜。

美味しかったし、幻の魚と言われるクエを食べられたし、コロナでお金使ってないし、まぁ、よしとしよう!

脂肪注入に500万円かかるとすると、クエ鍋100回分かぁ。その価値あるかな?と、またまた、再建しなくてもいいモードに入りそう。

撃沈!

2022-02-01 21:02:00 | 日記
2019年9月乳がんで左乳房全摘、2020年4月2回の皮膚追加切除(癌が触れていた部分)、5月から7月にかけ25回の放射線照射。

2020年3月に皮弁での再建を一旦中止した。術式を脂肪注入に変えて再建再開することにした。皮弁のときからお世話になっている先生の予約は4月末と、まだまだ先。

複数の先生の話を聞こうと思い、脂肪注入を専門にしている別のクリニックに行ってきた。院長先生が直々に診てくださった。

放射線やってるし、皮膚をたくさん切除してるし、脂肪注入は厳しいとのご意見。回数は通常の倍見ておいた方がよく、それでも脂肪が生着しないことがあるのを覚悟する必要がある。これは精神的にも金銭的にもかなりタフ。

率直に言って、皮弁が向いてる。冷たくていいならシリコンでもできるだろう。ただし、乳頭の位置は修正が必要になる。

4月に見ていただく先生もおそらく同じ意見だと思うよ。と言われてしまった。

頭の片隅で覚悟していたご意見だった。だけど、この前別の形成の先生から皮膚の状態がいいから大丈夫と言われて期待しちゃってた。脂肪の量が少ないとかという以前の問題。

太活はやめておこうかな。



逆ダイエット宣言

2022-01-30 13:28:38 | 日記
2019年9月乳がんで左乳房全摘、2020年4月2回の皮膚追加切除(癌が触れていた部分)、5月から7月にかけ25回の放射線照射。

当初お腹の脂肪を切り取って移植する方法での再建を検討していたが、諸事情あり中断。時間が経つと、もうメスで身体を切り刻みたくない、痛いのもイヤという気持ちが大きくなってきた。また、コロナでお金を使ってないから、脂肪注入(保険適用外)でもいいんじゃないかと思うようになった。

手術した病院の形成の先生曰く、脂肪が少ないから幹細胞培養でやるのがいいとのことで、専門医に紹介状を書いて頂いた。以前診て頂いてた先生だけど病院が変わったので再度紹介状を持っていく。人気の先生なので予約は3ヶ月後。

それまでに脂肪を倍増させよう!ということでググるとカボチャとココナッツオイルがいいらしい。早速ネットスーパーで注文した。

それとお菓子でも食べてグウタラ生活をしてればいいのかと思いきや、太りにくい人は間食をせず規則正しくお腹を空かせてから3食食べるのがいいんですと。

私は太りにくいと言うわけではなく、太らないように朝はお粥にして摂取カロリーをセーブしてたんだけど、それはやめてみよう。

昨日のとある研修で会った人たちのほとんどが今年は痩せる!と宣言していた。勇気がなくて私は太りたい!とは言えなかった。病気のことも言いたくないしね。


乳腺外科の色

2022-01-27 21:39:00 | 日記
乳腺外科に男性の患者さんが来ていた。結構ご年配の方。奥様が付き添って。乳がんなのかなと思う。

女性だらけの待合室。それも女性のためを思ってラブリーな設計で色合いはピンク。

男性にはキツいかもなと思う。ごく稀というが男性の乳がんもあるのだから、今度改装するときは中性的な色使いにしたら??と提案したい。ピンクが女性の色と思うこと自体がバイアス、性差別なのかもしれないけど。

脂肪注入のための紹介状をもらってきた

2022-01-27 21:30:00 | 日記
2019年9月乳がんで左乳房全摘、2020年4月2回の皮膚追加切除(癌が触れていた部分)、5月から7月にかけ25回の放射線照射。

経過観察の通院。今までは診察室のベッドで医師がエコーを操作して診てくださっていたが、今日はエコー室という専用の部屋で技師さんが診てくださった。この病院はゼリーを温めてくれてるからありがたい。終了後、技師さんが「タオル持ってきますね」と言って出て行ったので、足りなくなっちゃったのかな?それともあったかいやつ???と期待して待ってたら、あったかいやつだった。これもうれしい。

結果は良好。よかった。次回は半年後にCT。

放射線照射から1年半が経ち、そろそろ皮膚が回復してきたんじゃないかと期待して、形成外科の先生にも見て頂いた。皮膚の状態はよい。お腹と太ももを確認したところ脂肪は少なく、2回分くらいしかないとのこと。このところ、バレエストレッチにハマり朝晩やっていたら代謝が上がったのか痩せてきちゃったんだよね。脂肪注入的にはよくない。

脂肪注入は大きく分けて3種類。遠心分離しただけの脂肪を注入する方法、取った脂肪を二つに分け、ひとつから幹細胞だけ取り出して、別のに混ぜて幹細胞を多くして注入する方法(CAL)、そして幹細胞を培養して増やして脂肪に混ぜて注入する方法。

私は脂肪が少ないから、CALか幹細胞培養がいいとのこと。CALは幹細胞を取り出した残りの脂肪は捨てちゃうことになるので勿体ないから、幹細胞培養が最適ではないかとのご意見。

幹細胞培養は生着率が低い場合があるようだが、そんなことはないかと聞いてみた。遠心分離とCALについては学会で多く発表されており、生着に問題ないことが分かっているが、幹細胞培養はまだ歴史が浅く、学会での報告はなされていないとのこと。理論的には生着率が上がるはずだが、下がる場合がないとは言い切れない。

この病院では、遠心分離しかやってない。幹細胞培養は、以前皮弁で再建しようとして診て頂いた先生が第一人者だから、まずはその先生に話を聞くのがいいということになった。

紹介状は手術をしてくださった先生が出すので、久しぶりに再会。この先生と話すと元気をもらえる。先生が紹介状を打ち込んでいる間、乳腺外科医の冤罪(だと私たちが思っている)事件の話など、治療と関係ない話に花を咲かせ「今度コラボでイベントをやりましょう!」と言って頂いて終了。社交辞令だとしてもなんだか嬉しい。

子宮体がんの検査をどのくらいの周期でやるのがいいのかも聞いてみた。内膜が厚くなるなどの変化があったらやった方がいい。この病院でもできるが、先生が非常勤なのでお勧めしないとのこと。

闇雲に検査する先生やタモキシフェンの副作用を分かってない先生もいるので要注意。症状をちゃんと見て適切に検査などしてくださる先生を紹介して頂くことになった。帰る途中の乗り換え駅の近くなので便利。

早速、帰りに寄ってみようと思ったら、混んでいて直近で予約が取れるのが2月末だった。CTのときでもいいとのことだったので、半年後に行ってみよう。