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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

子宮筋腫摘出は見送ることにした

2020-11-21 08:29:00 | 子宮筋腫
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、10月からタモキシフェン服用。再建のため形成外科に通い出すも、いろいろあって、再建中断。2020年4月皮膚の追加切除(2回)。5〜7月放射線治療。9月子宮筋腫摘出のためレルミナ服用開始。副作用で気分の落ち込みが酷い。ホットフラッシュと動悸も多くなり、仕事も手につかないことも。

もともと自家組織再建のときに邪魔になるので子宮筋腫を取ることになり、それなら、乳がんの予後がよくなるので、卵巣も摘出することになった。再建をしないなら、婦人科的には子宮筋腫を取る必要はない。

卵巣を取ることにより乳がんの再発リスクがどの程度軽減されるのかを乳腺科の先生に電話診療で聞くことにした。

まず、今の抑うつ症状を説明し、婦人科では、レルミナでエストロゲンの分泌が止まったのが原因の可能性が高い、そうであれば、薬を止めれば症状はおさまる、が、卵巣を取ればエストロゲンが止まるので、同じ症状が続くと言われたと報告。

乳腺科の先生は、これはレルミナの副作用ではなく、この1年の治療がひと段落して、精神的な疲れが出ているとの診断。1か月前も同じことを言われた。

レルミナを飲み始めてから見られるようになった症状で急激に悪化しているというと、もしかしたら、レルミナの副作用もあるかもしれないが、安定剤を飲むなど対処療法で切り抜けられる、心配しないで手術を受けなさいという。

卵巣を取ることによりどのくらい再発リスクが軽減されるのかという質問については、卵巣を取らずに、薬でエストロゲンの作用を止めるのと、卵巣を取るのとでは、再発率にほぼ差がない。卵巣を取ることによるリスク軽減の上乗せ効果は2、3%もない、とのこと。

それほどの効果しかないのに、今急いで卵巣をとり、術後もずっと抑うつ症状に苦しむのは嫌だ。12月に予定している手術は一旦中止にして、レルミナをやめて、症状が回復するか見てみたい。もし回復したら、手術はしない。回復しなかったら、卵巣摘出をしても同じなので、予後を少しでもよくするために手術をするか、再検討することにした。

乳がん再発防止の観点から残りのレルミナは飲んだ方がいいかとの問いには、一時的に飲んでも効果はない。飲まなくていいとのこと。今日からレルミナの服用をやめることにした。

12月の手術に向け、新しい仕事をとるのをセーブしてきたこの数ヶ月、何をやっていたんだか、という結末になった。こんなに辛い症状が出ることは想定外だったので、仕方がない。

レルミナを飲むのを恐怖に感じていたから、飲むのをやめると決めただけで気分が軽くなった。

これで症状がおさまればいい。レルミナを飲んで苦しんだことは、報われないが、更年期障害で、酷い抑うつ症状が起こることが分かり、覚悟することができたと思えば、全くの無駄ではない。多少なりとも筋腫は小さくなったはずだし。

症状がおさまらなければ、いよいよ心療内科のお世話になるのかぁ。今は、症状がおさまってくれることを祈るのみ。


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