海外ノマドワーカーな日々

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なんとヨーロッパでの外食は日本の2倍。海外で食費を安く抑えるには?

 

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こんにちは。ケイ (@kei_nomad) です。

「旅行……何とか食費だけでも抑えたい……」と一度は皆考えると思います。
海外旅行、特にヨーロッパ方面になると、一回の食事で最低10ユーロ(1200円ぐらい)かかることも珍しくもありません。
また、「常に外食で、体調を崩してしまった……」なんてこともありますよね。
この記事では、 海外旅行だけでなく国内旅行も含めて、安いものの健康にも配慮した食事を取る方法についてご紹介します。

 

 

海外旅行での食費はどのくらいかかる?

西ヨーロッパで常に外食した場合、一日3000円は冗談抜きでかかります。
上記でも書きましたが、一食当たり10ユーロ(1300円ぐらい)を3回するとなると、3900円ですね。
朝食はもしかしすると泊まっているところで提供されている可能性もありますが、それを除いたとしても2回で2600円です。
もし二週間旅行するとなると、2600円 x 14 で36400円と、ばかにならない金額です。
しかも、この金額は実際のところかなり安く見積もっています。
観光地の中心の場合、普通の食事でも20ユーロから30ユーロします。目ん玉飛び出ますよ。

 

海外旅行中に食費を抑える方法

ファーストフード系レストラン

まず一番手軽な方法としては、レストランの中でも安めなところを選択することです。
マクドナルドは世界中どこでもありますね。
特徴的なロゴが目立つので、すぐに見つかります。
そして、確かに普通のレストランよりははるかに安いです。
ただ……それでもやはり日本と比べるとそれなりに高いんですよね。
例を挙げましょう。
一昨年、オーストリアのウィーンにいたとき、一般的に安いと言われているレストランで一品を頼むと、25ユーロ(3000円くらい)しました。高いですよね。
で、マクドナルドにも行ったのですが、ハンバーガー、ポテト、コーラのセットで大体8-10ユーロ(1000-1300円ぐらい)でした。
日本だと500円くらいからセットメニューがあるので、二倍ですね。
また、ファーストフードなので栄養価も気になります。
したがって、ファーストフードを選ぶべき時というのは、「外にいて食事をしたいが、あまりお金をかけないとき」でしょう。
ちなみに、マクドナルド以外では、大体中華料理が安いです。
観光地のど真ん中でも大体10ユーロ以下ですね。

スーパーで加工食品を買う

旅先で食費を抑える大前提は、スーパーにあります。
ヨーロッパで有名なスーパーといえば、SPAR とか ALDI でしょうか。
そして、ヨーロッパのスーパーにも、日本と同じく加工食品はいろいろあります。
サラダ、揚げ物、パスタなど、とりあえずおなかを膨らませられるものは一通りあります。
加工食品なら、大体3-8ユーロ(300-1000円)ぐらいです。
ものを選べば一食500円以下にできますし、手間もありません。
温めたい場合は、宿に電子レンジがあるかを確認しましょう。
ホテルはわかりませんが、ホステルやAirbnbに泊まっている場合はたいていありますが、壊れていることもあるので、念のためちゃんと使えるかどうかを事前に確認しておきましょう。
食事の準備にあまり時間をかけたくなく、お金も節約したい場合はこの方法がベストです。
しかし、これにも問題はあります。
というのは、ヨーロッパのスーパーで売っている加工食品はびっくりするほどまずいものが多いということです。
対策としては、塩とか調味料とかを一緒に買っておいて、食べるときに足りないものを足すのが良いでしょう。
まあ、気休めですけどね。

自炊

一番安くなる上、ちゃんと考えたら健康的な食事が行えます。
何を作るかにもよりますが、大量に作って何日かにわけて食べれば、一食当たり2-4ユーロぐらい(200-500円)ぐらいです。
家にいて普通に食事をしているのと変わりありませんよね!
自炊をするにはキッチンが必要なので、そういった設備のあるホステルやAirbnbを使っている場合、この方法が使えます。
注意としては、実際に自炊をする前に調理器具や調味料がちゃんとあるかを確認しましょう。
調味料は買えば済みますが、調理器具がない場合はやれることの範囲が結構縛られますので、しっかり見ておきましょうね……。
余談ですが、イスタンブールにいたとき、刃が根元から5cmくらいしかない包丁がありました。
それより上はきれいに折れていて、非常に使いづらい……。
これに気がついたのが大量に野菜を買った後だったので、頑張ってそれで調理したのですが、この通り後で気がついた場合はとっても面倒なので気をつけてください。
自炊がおすすめなのは、「ホステルやAirbnbなど調理できる環境があって、安く済ませたい。でも、健康にも気を遣いたいとき」です。
またまた余談ですが、私は可能な限りAirbnbを使います。
この理由としては、長期滞在した場合に安いからだけではなく、キッチンが自分で独り占めできるからです。
つまり、宿代を安くできるだけでなく食費も浮かせられて、かつ普段と変わらない健康的な食事を食べられるということです。

 

海外で気軽に自炊をするコツ

さて、上記の自炊に関して、もう少し掘り下げてみます。
自炊もやり方によっては結局高くついてしまったり、うまくいかなかったりすることもあるので……。

どこでも手に入る&安い&健康的な材料を考える

ヨーロッパの場合、じゃがいも、にんじん、キャベツなどは大体どこでも安いです。
というか、先進国でも日本以下の値段であることも多いです。
また、国によっては特産品があり、そういったものも安くなっています。
例えば、ウクライナだとブルーベリーが本当にそこら辺で採れるのですが (ちょっと町の外れの森の方行くと普通に野生で生えている)、そのおかげでべらぼうに安いです。
1kg100円以下とか。
ウクライナは元々物価も安いですが、破格です。
国によって何が安いのかは変わってきますが、スーパーに行くと何となくわかると思うので、ちょっといろいろ見てみましょう。
乳製品もだいたい安くて栄養価が高いので、こういったものもおすすめです。

持ち運ぶ必要があるものをとにかく少なくする

海外旅行をしていると移動が多くなるので、まず現地調達&現地消費を基本にしてください。
持ち運びする必要がある場合でも、数は極力少なくしましょう (移動手段にもよりますが)。
ヨーロッパでも米やパン等は当然買えますが、結構かさばったり重いので、移動には向きません。
しかし、毎回移動する度にモノを買っていたら食費が無駄にかかってしまって本末転倒です。
なので、持ち運びするものは優先順位を決めましょう。

一番目に優先順位が高いもの

「値段が高くて軽量コンパクトなもの」です。
調味料等が多いですね。
買うと一か月ぐらい持つものも多いので、実際、持ち運びする機会は多くなると思います。

二番目に優先順位が高いもの

「値段は高いが重くてかさばるもの」です。
液体系がメインとなると思います。
次の場所への移動が楽な場合 (ずっとバスに乗ったりとか、電車とか) は持ち運びしましょう。
徒歩の時間がすごく長くない限りは、そこまで問題にならないはずです。

できるだけ持ち運ばないようにしたいもの

「重さやサイズに関わらず値段が安い」ものは捨てるか他の人にあげた方がいいです。
荷物に余裕があれば持ち運びすれば良いと思いますが、そうでない場合は真っ先に諦めましょう。

一度に大量に調理して、それを数日にわけて消費する

上記でも少し触れていますが、一度に大量に作って何日かに分けて食べた方が圧倒的に安くなるし、時間も節約できます。
「毎日違うものが食べたい!」というこだわりがなければこの方法がおすすめです。
ちなみに、ホステルにも冷蔵庫はありますが、たいてい中身がパンパンです。
そこに自分の大量に作った料理を入れることが可能なパターンっていうのはほぼないです。
Airbnbだと、冷蔵庫も当然自分だけで使えるので、そういった点も非常に楽です。
つまりAirbnbがベストということです。

 

国内旅行での自炊は何を持ち運ぶべき?

現在コロナが理由でずっと日本にいますが、色んな理由から関東のAirbnbを一か月おきぐらいで転々としています。
やっていることは変わらないのですが、買えるものは当然変わってくるので、「国内ではどんな調味料を買えば良いのか」を説明します。

常に持ち運びすべき調味料は「だし」などの高い調味料

上記で説明した法則に当てはめて、高い割にコンパクトな調味料の優先順位が最も高くなります。
バジルやターメリックとか、ちょっと変わった調味料も高い場合が多いのですが、そういったものも大抵コンパクトなので持ち運びしましょう。

余裕があれば持つべきものは、「しょうゆ、みりん、酒」等の液体系

この辺は、値段がするわりにそもそも一か月やそこらで消費できません。
なので、徒歩での移動が少ない場合等、移動にそこまでの手間がない場合は持ち運びしましょう。

持ち運ばなくて良いのは、「塩、砂糖」など

重い割に、大体100円ぐらいで大量に手に入ります。
米とかも値段はしますが持ち運びたくないですね……。
そもそも、期間が決まっているならあらかじめ必要な分だけ買っておいて、移動時にはなくなっているようにするのが良いでしょう。
塩や砂糖の場合は、なかなか消費できないので諦めるしかないですが……。

 

まとめ

というわけで、移動が多くなりがちな旅行でいかに食費を抑えるのかについて説明しました。
短期の旅行なら、スーパーで何とかするのがいいですね。
パスタぐらいなら安く作れて手軽ですし。
長期なら、Airbnbにこもって自炊が鉄板です。
以上、ご参考になれば!