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出産に関する10の手続きと夫が奥さんの為にできること

 こんばんは、ゆうです。

 

 私事で恐縮ですが、先日父親になりました

 コロナのため立会いや面会は出来ませんでしたが、元気な女の子が産まれて家族一同喜んでます。

 今後は娘の為にもますます頑張っていきたいと思います。

 

 さて、そこで今回は、出産に関する手続きと、これから夫である私が奥さんの為にできることをまとめてみました。

 これから出産を迎える方々、現在育児中の方は是非参考にしていただければ幸いです。

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出産に関する手続き(※は必須項目です)

出産育児一時金

 出生児ひとりあたり42万円が支給されます。

 妊娠4ヶ月以上であれば、死産や流産の場合も受け取れます。

 申請方法には、直接支払い(出産予約時)、受け取り代理(2ヶ月前)、産後申請(出産後2年以内)があります。

 産後申請制度を用いてクレジットカード払いをすると、ポイントが貯められるお得な裏技もあります。

※児童手当

 0歳~中学卒業までの子供を対象に、毎月手当てを受け取れます

 金額は自治体によって異なるそうですが、総額は概ね200万円程度になります。

 出生の翌日から15日以内に届け出が必要です。

※出生届

 出生から14日以内に行います。

 届け出先は、本籍地、居住地、出生地のいずれかの市区町村役場です。

 母子手帳の持参が必要となります。産院で書いて貰う項目もあるため、退院後に手続きします。

 該当者は未熟児養育医療給付金の手続きも同時に行えるようです。

高額医療費助成

 ひと月にかかった医療費の自己負担額が一定金額を超えたとき、あとで払い戻される制度です。

 自然分娩は対象外ですが、帝王切開や管理入院など保険適用の手術や入院の場合は対象となります。

 通常は、診察日の翌日~2年以内に手続きが必要ですが、事前に入院が分かっている場合は限度額適用認定証をもらってから入院に臨みましょう。

※健康保険証

 一ヶ月検診で必要となるため、それまでに作成しましょう。

 ほとんどの場合は、夫の会社で社会保険の手続きをします。

 国民健康保険の場合は、居住地の役所で行います。

 子供のマイナンバーも必要となるため、出生届が済んで住民票に反映されたら確認しましょう。

※出産手当金

 出産により会社を休んだ期間を対象に支給されるお金です。

 出産前42日~出産翌日から56日を対象に、1日あたり日給の約2/3が支給されます。

 具体的な金額は標準報酬月額によりますので、気になる方は健康保険組合に問い合わせてみましょう。

 手続き期間は、産後57日以降~2年以内となっております。

※小児医療費助成

 6歳までの子供の医療費が、無料~減額となります。(※金額は自治体によって異なります)

 子供の一ヶ月検診から助成の対象となりますので、早めに申請が必要です。

育児休業給付金

 育休をとる人が対象となる給付金です。

 期間中は、雇用保険から最初の半年は月収の約67%、それ以降は約50%支給されます。

 通常は子供が1歳になるまでですが、保育園に入れなかった場合は最長2歳になるまで延長できます

 初回手続き以降も、2ヶ月に一度は再手続きが必要となります

医療費控除

 年間の医療費の自己負担額が1世帯あたり10万円(総所得200万以下は、総所得の5%)を超えた場合、税金の一部が還付されます

 医療費は世帯で合算できますので、病院や薬局などの領収書は保管しておきましょう

 手続き期間は、その年の確定申告期間です。(5年さかのぼって申請可)

 夫婦共働きの場合はどちらでも申請できますが、基本的には夫婦のうち課税所得の多い方の名義で申請した方が還付税額が増えるため有利だと言えます。

 

夫が奥さんの為にできること

 まずは、妊娠・出産の大変さと、奥さんがどんな状態にあるかを知りましょう。

 出産を通じて、ホルモンバランスも崩れ、出産のダメージも残っており、生活環境も急激に変化し、メンタルも弱りやすい状況にあります

 奥さんは出産を終えて、疲れが癒えきっていない状態なのにも関わらず、すぐに慣れない育児生活が始まります。

 赤ちゃんを見ながらだとスマホを触ってるのも大変です。

 そんな中、一番身近で頼りになるのは夫だと思います。

 奥さんの心身への負担はなるべく減らしたいところですし、母乳の出なんかにも関わります。

 ですので、しっかりサポートできる部分はサポートしましょう。

家事

 買い出し、食事の献立作り、調理、配膳、食器洗い、食器拭き、ゴミの分別、ゴミ出し、掃除(部屋、家具、風呂、トイレ、水回りなど)、整頓、洗濯(子供の分も)、布団干し、クリーニング出し、お湯沸かし、冷蔵庫の在庫整理、アイロンがけ、郵便物チェックと分別、ペットや植物の世話、消耗品の交換、裁縫・・・。

 

 一言で家事と言っても、少なくともこれだけあります。

 自分が元々やっていた事はいくつありましたか?逆に、できていないことはいくつあありましたか?

 それが奥さんの負担です。

 よく実感できないという方は、是非一度ご自分で全部やってみると家事の大変さに気付くことができると思います。

育児

 子供に話しかける、遊ぶ、だっこする、お着替え、オムツ替え、お風呂の用意、お風呂入れ、お風呂の片付け、体拭き、寝かしつけ、消毒の薬液作り、哺乳瓶などの手洗い、拭き取り、子供の保湿、耳・鼻・おへそなどの掃除、温度・湿度調節、ミルク作り、ミルク飲ませる、ゲップをさせる、赤ちゃんグッズの在庫確認・買い足し、体調チェック、オムツゴミまとめる、育児記録つける、手形足形取り、命名書記入、写真撮影・・・。

 これは私が育児を経験して、ぱっと思いついた自分でもできるなと思ったものです。

 ちなみに、新生児は2,3時間おきに授乳が必要となりますので、奥さんの睡眠時間を確保するためにも奥さんの負担を減らしてあげましょう。

 私も奥さんの調子を見ながら、協力してやっていこうと思います。

その他

 出産関係書類作り、奥さんへのマッサージ(※時期によって避けた方が良い箇所もあります)、子供の通院スケジュール確認、緊急用連絡先リスト作成(近くの病院、タクシーなど)、家族のライフプラン作成、家計や保険の見直し・・・などなど。

 

 

 いかがだったでしょうか。

 

 出産に関する書類は、被保険者が何の保険に加入しているかによって問い合わせ先が変わるため、詳しくは対象の窓口にて確認してください。

 また手続きは期限付きのものが多いため、なるべく早めに用意して、期限に余裕を持たせてスケジュールしましょう。

 

 と、色々書かせていただきましたが、一番大切なのは、家族への思いやりを持つことかもしれませんね。

 

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