金曜は朝からお昼までの間に５件の売買情報がやってきました
（２件は持ち込み、３件はメール）
１件面白いのはありましたが、価格目線の厳しい当社にこんなに情報が来るなんて、世の中の不動産の動きが悪い証拠です
売り手は、まだ高値を提示してますが、売り手には厳しい環境です、その値段ではなかなか売れません
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私、本当は仕事辞めてアーリーリタイアしたいんです
（不動産屋さんはこんな考えの人多いんじゃないでしょうか）
何時からそう思ったか、そうですね私が就職したのは平成８年の時です
就職した会社は一部上場企業でしたが、赤字体質で借入れも多く潰れるんじゃないかと言われた会社でした
その会社を優秀な経営者がきて立て直すのですが、私の入社する前は大きく傾いてたので新卒も数年間ほとんど採用してませんでした
（採用しても中途を少し採用みたいな感じでした）
優秀な経営者は、よどんだ雰囲気を変えると新卒の採用を積極的に行ないます、私はその２期生でした
上のライバルもおらず、厳しい会社環境で退職者も続出、必然的に若くして重要な仕事を任される環境でした
そこで、勝ち抜いた私は３０歳にして、総戸数５００戸超、売り上げ２２０億のプロジェクトを取り仕切る事になるのですが・・・・
その時には、１日の携帯着信が１００件以上、固定電話も鳴り響き、休みのない生活を体験します
（プロジェクトは成功します）
その後サラリーマンを退職し父の会社の手伝いをしますが、父の会社も営業・管理の社員も辞めて誰もおらず一人で頑張ります
（納税資金もなく資金繰りも大変、年収は３分の１になりました）
時流にものり、１００億を超える資金を調達し投資にまわし
買った物件は売らない
を是として運営してきました
その結果、今は年間賃料は２０億、借入金は８０億まで減り会社は安定しました・・・・・
今まで走り続けました、もうリタイアしたいと思ってます
もし、物件全部売ったら表面１０％でも２００億、借入金を返して、税金払って、株の持ち分でお金をわけて取り分は７～８億くらいかな・・・・
（ちゃんと計算はしてないですが）
しかし、コロナも原因ですが引退できない理由がいくつかあります
①同族会社なので、会社から給料をもらってる親族がいる
（私が引退すると、困る人がいる）
②創業者の父が存命なので理解が得られるか不明
（宅建番号⑬の会社を誇りに思ってます）
また、自分の子供に受け継ぐかどうか、受け継がせるなら会社を盤石にしておかないといけない
今、息子は小学３年生ですが、この間
息子「僕、クラスの給食食べるのが遅い四天王やねん（しかも四天王でも格上の方らしいです）」といってました
（好き嫌いで残ってるんじゃなくて、単純に遅いらしいです、今の学校は嫌いなものを無理に食べさせません）
私の偏見ですが、食べるの遅くて仕事できるやつ見たことないです
戦国時代に北条氏康が息子の氏政がご飯にお汁を２回かけるのをみて、毎日のことなのにいまだにかける汁の量がわからない息子をみて嘆息したとの逸話がありますが、その心境です
息子には、いいかしっかりした嫁さんと結婚しなあかんぞ、不思議ちゃんとか連れてきたらお父さん反対するぞと言ってます
（もし、継ぐなら嫁さんにも手伝ってもらわないと無理では）
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色々書きましたが、コロナの影響で当社の持ってる物件も想定の値段で売れないでしょうから、もう少し現役で頑張ります
しかし、他にも理由があります
もし、大金が入ってリタイアしても・・・・・
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嫁がすぐに使いちゃいそうで、収入の手段をなくすのが怖いんです
（７億とか８億とか持ってても安全圏だと思えません、あっという間に使っちゃいそう）
以前、嫁は１億使うのに１ヶ月もいらないと言ってました
もう少し頑張ります
嫁は、息子には１円も残さないでいいから、全部使っちゃおうといってます、クリックいただくと励みになります
