新型コロナによる自粛生活で人気沸騰中!任天堂switchの「あつまれどうぶつの森」(あつ森)が人気の理由とは
新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活は大きく変化しました。
自宅で過ごすことが多くなり、料理やテレワーク関連の商品がたくさん売れるようになりましたね。
そんな中でも一番の売れ筋商品が任天堂switch。
中でも「あつめれどうぶつの森」(「あつ森」)は2020年4月段階でなかなか手に入らないほど人気が沸騰しました。
「あつ森」が人気になった理由は、思い通りに島を開発できることやリアル世界とのリンク、スローライフによる癒し、それでいて現実とリンクする借金の設定などがあります。
同時に、「あつ森」によってゲーム攻略本の価値が見直されました。プレイヤーが多く、情報を一度に見ることができる網羅性など本ならではの長所が見直されます。
「あつ森」のゲーム内容と人気の理由とは
「あつ森」は2001年に始まった任天堂のゲームシリーズです。
動物たちが住む島に主人公が(プレイヤー)が移り住み、住民たちとの綱領を通じてのんびりとした生活を営むのがゲームのコンセプト。
最新作の「あつまれどうぶつの森」でも、このコンセプトは継承されています。
今回の舞台は無人島。
手つかずの島をたぬきの不動産業者「たぬきち」といっしょに開発し、島に動物たちを呼び込んで発展させます。
人気の理由は自分の思い通りに島をカスタマイズできることでしょう。
しかも、今回のコロナ禍によって閉鎖せざるを得なくなった美術館や水族館などは「あつ森」の世界でバーチャルツアーを開催しました。
開催した美術館の蟹は、ニューヨークのメトロポリタン美術館もありました。
これは驚きですね。
また、マイデザイン機能を生かしたファッションブランドの新作デザイン公開やAKBメンバーによる衣装の再現など、現実世界とのリンクも人気の秘訣ではないでしょうか。
島の開発や現実世界とのリンクだけではなく、好きなようにまったりと過ごすことも可能です。
生活費などの概念がないので、虫や魚をとったり、カセキを発掘するだけのスローライフももちろんOK。
レベル上げの要素がないので、ゆったりと生活を楽しむこともできるでしょう。
しかし、ゲームをより楽しむためにはたぬきちが提案する住宅のレベルアップや住民の誘致、建物をバージョンアップするための資材集めなど、タスクをこなす必要もあります。
この辺のバランスはとても上手だなと思いますね。
「あつ森」の攻略本が人気の理由
近年、インターネットの発達により衰退したものの一つがゲームの攻略本です。
かつては、人気のゲームほど攻略本が多数出版されていたものでした。
しかし、今はインターネットの攻略サイトで無料で見ることができます。
そのため、以前ほど攻略本を見かけることはなくなりました。
ところが、「あつ森」に関しては攻略本は健在。
メルカリなどで転売されるほどの人気となりました。どうして、「あつ森」の攻略本は人気なのでしょうか。
一番の理由は「あつ森」のプレイヤーが多いことでしょう。
4月段階で日本国内だけでも400万本弱を売り上げるメガヒット作品だというのはとても大きな要素です。
もう一つ理由は攻略サイトの乱立と質の低下でしょう。
人気のゲームになるほど、攻略サイトが素早く立ち上がります。
しかし、急増のサイトは使い勝手が悪く、必要な情報を見つけるのに苦労します。
そこで見直されたのが本によるまとまった情報ではないでしょうか。
本は情報の最新性という点ではサイトに負けますが、一目でわかるし、見ながらゲームができるという一覧性・視認性においてはサイトより優れています。
そこが見直された大きな理由ではないでしょうか。
まとめ
任天堂switchソフト「あつまれどうぶつの森」は、思い通りに島を開拓できることやリアル世界とのリンク、スローライフの楽しみ、意外とリアルな借金設定などにより人気の作品となりました。
プレイヤーが多い「あつ森」は、見ながらゲームができる攻略本の価値を改めて見直すきっかけになった作品といえるでしょう。
コロナ自粛の追い風を受け、ますます、人気が高まりそうな作品ですね。