7月1日より全事業再開が認められたタイ。
初日のシラチャの様子を先日レポートしたが、
およそ6割程度の営業開始率だった。
そして最初の週末となった7月3日(金)
パタヤの様子を見るべくウォーキングストリートへ。
シラチャの状況を踏まえ同等レベルの営業を期待したが・・・
ウォーキングストリートは壊滅状態だった
期待と不安を胸にウォーキングストリート入口に降り立つ。
まず右手のバービアがシャッター街になっている。
「これはヤバいかもしれない・・・」
ほとんど人が往来していないことが遠目にもわかる。
オープンしているゴーゴーバーはタントラ(TANTRA)だけ
不安を胸に一歩一歩進んでみる。
入ってすぐ右手には警察車両。
営業状態を監視しているのだろうか。
左手には、いつもはにぎやかなライブバーのSTONESも全くの無音。
かろうじて営業しているようだが、これはヤバい。
そのままさらに奥へ突き進む。
ゴーゴーバーは一つも営業していない。
「これはいかん・・・いかんぞ・・・」
右手には中華料理店。
そして808横のライブバー。2018年にワールドカップを観戦したところ。
ここも音もなく静かに営業している。
どうなってしまったんだパタヤ。
あの華やかかつガチャガチャしたパタヤの面影もない。
バカラ、ピンナップまで行く途中で唯一営業していたのがタントラ。
パタヤウォーキングストリート 希望の光だ。
一旦奥まで行ってみるが、あまりに暗いので引き返してタントラへ入店してみる。
ステージ全体を透明なビニールシートで囲っていた
入店には体温チェック、手のアルコール消毒、そしてタイチャナと呼ばれる入店記録のQRコード読み取りシステム。
コンビニなどではほとんど使わなくなったが、ここではきっちりチェックインが必要だった。
いざ、心を決めて入店してみると、全く見慣れない景色に驚愕。
なんとステージ全体が透明なビニールシートで囲まれているではないか。
そのうえ更にステージの女の子はフェイスシールド着用し、
ダンスはできず、ステージに持ち込まれた丸椅子に座っている。
しかも、店内喫煙も禁止となっている。吸うなら店外へ。
バンコクと違って店内でタバコがすえるのもパタヤのメリットだったが、それもなくなってしまった。
これが規制の成れの果て。
全事業再開されたものの、営業にあたって多数のルールが設定されたが、それを遵守した形で営業するとこのようになる。
仮に女の子を指名しても、横に座ることもできず、日本のガールズバーのようなスタイルで席の前に立って営業することになるようだ。
これでは全くテンションがあがらない。
営業再開してもこんな状態になるなら、オープンしないほうがよいと考えるのも確かに一理あるように思えた。
客も最初は様子見に来るだろうが、いずれ遠のいてしまうだろう。
僕自身も一杯だけビールを注文して、飲み干すとすぐに退店した。
来週以降も厳しそうな雰囲気
退店後、店員の人とタバコを吸いながら話す機会があった。
話を聞いてみると、営業するにあたって色々な注文を警察から受け、最終的にこの形になったそうだ。
昨日の出勤は8人。今日が13人。明日は20人になるとのこと。
それでも通常時の40人に比べると半分以下だそうだ
さらに一週間すれば少々スタイルも変更するとのことだった。
来週になっても営業再開するのは2,3店舗だろうとのこと。
そして気になる噂を耳にしたが、パタヤでも1,2を争う有名店のハッピーが、廃業してしまったそうだ。
本とか嘘かは定かではないが、その店員いわく営業許可が下りてももうオープンしないだろうとのこと。
いずれオーナーが変わって開業するのかもしれないが、すぐには厳しいだろうと。
コロナの爪痕はここまで深い。
まとめ
ウォーキングストリートは壊滅状態だ。
まさかここまでとは思ってもいなかった。
あのにぎやかだったパタヤの景色が見られるのは一体いつになるのだろうか。
悲しい気持ちになりながらウォーキングストリートを後にした。
週イチ程度で引き続き様子を見たい。