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ボイトレを考える時、一番厄介なのは「口の開け方」だと思うのです・・・

ベルカント

秋ですねぇ(*^^*)

随分とご無沙汰しております。
夏以降、正確には7月から急に忙しくなり更新が滞ってしまいました。
レッスンが増えたのが一番の原因ですが、他にも新しいオモチャにハマってしまったのと(笑)新しい分野のことで忙しくなった、っていうのも有ります。
写真はいくつか撮っていたので、機会が有れば画像アップがてらご報告したいと思っています。

今日はまず途中になっていたボイトレシリーズの続きを書こうと思います。

そう、「口の開け方」についてでしたね。



声の「響き」とは?

口の開け方についてお話しする前に「響き」について整理しておかなければなりません。

ボイトレの分野で「響き」を考える際には、物体の固有振動数に依存する共鳴・共振ではなく、
音の屈折によって起こる「反響」を考えます


固有振動数は周波数に直接影響するもので音程・音高に影響を与えます。理解しやすいところで言うと

ギターや弦楽器などは指を押さえる場所を変えて、その弦の固有振動数を変える=音の高さ(周波数)を変える。って感じでしょうか。

声の場合は声帯筋と軟骨で声帯の固有振動数を変え音の高さを変えています。

ボイトレの分野では、と言いますか声の響きとはこの共振のことではなく、
主に「反響」のことを言います。

「反響」とは音波の屈折によって起こる音波の増幅効果とでも申しておきましょうか。


くどりん
くどりん

ギターで言うと
弦で起こっている現象ではなく、
本体の空洞内で起こっている現象。
のことです!!

 



と、なるべくわかりやすいように書いたつもりですが、理解できましたか?
(※声の響きは実際はもっと複雑ですが、現状はその理解で大丈夫です)

ここまで整理したら次に進みましょう。

「声を響かせる」とは?

現在は随分と「響き」が重視されている傾向に有るようです。ジャンル問わず。

「響きを大事に」「もっと声を響かせるように」のような文言本やネットで多く見られます。

う~ん・・・そうなんですけどねぇ・・・何故かとっても違和感を覚えちゃう。

結論から言うと「響く」というのは結果であって、それを目標にして(意識して)声を出すのではない。という事なんですよね。

響かそうと思って声を出してはいけない。
これ意外に大事な意識だと思いますよ。はい。

声を響かせるのは簡単です。
声(息)を曲げて口の中の壁のどこかにぶつければいいのです。
のどちんこの辺りで響かせたいのであれば、上あごの後ろの方。
もう少しはっきりした響きにしたいのであれば上あごの真ん中あたり。
もちろん鼻に響かせたいのであれば鼻に。
という感じに響かせたい場所に声をぶつければいいのです。

そのために色んなトレーナーが色々なことをご自分の生徒さんにやらせているようですね。


とにかく「響けばいい」みたい。


・・・。

いや、良くないでしょ!?

くどりん
くどりん

声を口の中で響かせる=声を口の中の壁にぶつける。
ことで響きを作り出します。
でも。これはダメよ~ダメダメ!!

正しい口の開け方

「響き」については長くなりそうなのでここらへんで切り上げます。
需要が有るようなら別記事にしますね。



・「口を大きく開けましょう!!」

って言われた事は有りますか?僕は有ります。
幼稚園でも言われましたし、大学でも言われました。

・「あくびをするように!!」

って言われたことは?
ありますよね(^^)僕もあります。

これを疑ったことはないと思います。
だって先生がそう言うんだもん。
ですよね。



この「口を大きく開けましょう」が原因という訳ではないですが、
「口を大きく開ける」を主犯格に(笑)、
「喉を開ける」という呪いと「腹式呼吸」という呪いが共犯となって、
「あくびをするように」をやっている。
↑ これらのことが原因で口の開け方が「?」なことになっている人が多いです。

声が口の中で響いちゃってるの。
響きが外に出ていないの。


口の中で響いてるもんだから自分にはとっても心地よく聞こえてるの。

だからいくら
「その響きはダメだよ。早めに取らなきゃいけない響きだよ」
と言っても理解できない。

頭では理解できても、耳と体が反射的に動いてしまいトレーニングの邪魔をする。

レッスンでその「ダメな響き」が取れても、次のレッスンに来た時にはまた口の中で響いちゃってる。

というループにハマる生徒さんは一定数いる。

残念なことに、自分の声に自信を持っている人の方がこのループに陥りやすい。

「口を大きく開ける」「喉を開ける」「腹式呼吸」「あくび」
これらをやってる人はすぐにやめましょうね(^^)



正しい響きとは「鼻腔共鳴」です。
これに必須の条件は完全に口から声が出ること。でしたね。
口の中のどこにも声をぶつけない(響かせない)ことが必要です。


正しい口の開け方とは、
声をどこにもぶつけずに口から出せるような開け方
なのです。

無理やりまとめます!!(´^ω^`)ブフォwww

外国人の講師には日本人の口の開け方がおかしいことに気づいている人が一定数いらっしゃいます。

その方たちは我々日本人の為に色々とトレーニング法を考えて下さっております。
でも残念ながら皆さん中途半端というか不十分なのよね・・・

顎骨を頭蓋骨側に締め付けるようにさせる講師。
反対に顎骨を前に突き出すようにさせる講師。
顎を大きく下に下げさせる講師。
逆に口を小さく閉じて声を出させる人講師。

顎は下げるのが正しいのか?下げないのが正しいのか?
顎は引くのが正しいのか?出すのが正しいのか?

日本人にとってその答えは・・・

全て正しく、しかしながらどれも不十分である。

です。(^^)


口の開け方の矯正は、息と響きを注意深く確認しながら行わなければなりません。
同じ人でも声の段階によって口を開けさせたり、閉じさせたりします。


残念ながら万人共通な方法は無い。というのが現在の僕の答えです。

「別に鼻腔共鳴じゃなくても、とにかく声が響けばいい。」
ならば、口の開け方の矯正は不要かもしれません。
しかしながら「口の中に不要な共鳴が起こっている=何か発声に問題が有る」で、
それを放置しておくと後々しっぺ返しを食らうことになるケースが多いです。

声の谷間に差し掛かる年齢というのが有りますが、その年齢をうまく超えられず急速に声が衰えていきます。

口の開け方は一番厄介と申し上げましたが、
それは「これが正しい口の開け方です。このように口を開けましょう!」
と見せられないことに有ります。
よって、正しい口の開け方の共通トレーニングメニューというのも存在しません。
口の開け方に関しては現状の診断&トレーニング処方をする以外ないのです。


故に、今回はとっても歯切れが悪い内容になってしまし申し訳ないなぁ、と思います。

一つ目安をお教えします。
「響き!響き!!」という講師にはご注意を!!
その講師、十中八九耳おかしい(´^ω^`)ブフォwww


「自分で声を聞くな!」という講師がいたら3回くらいレッスン受けてみれば?
そして僕のボイトレ・シリーズをよく読んで、その講師を信頼できるかどうか判断してください。

またね(。・ω・)ノ゙♪



※レッスンご希望の方はお問い合わせよりご連絡くださいね~(*^▽^*)。




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