2021年12月、
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追記・その時諏訪は

 韓国ドラマ「ソドンヨ」と「ケベク」の時代、
その時諏訪は、といいますと、
先ず、諏訪地方唯一の(今のところ)前方後円墳「青塚古墳」が造られています。
諏訪大社下社秋宮のすぐ側にある古墳ですね。。
この古墳、6世紀末の築造といわれています(又は7世紀初頭)。
ですから、正確には武王即位の直前(又は即位後直ぐ)の築造であるかもしれません。
その規模は全長60m前後。
5世紀代の古墳と比べれば小古墳と思われそうですが、
6世紀後半から7世紀代にかけて造られた他の古墳と比較しますと、
小さいとはいえない規模です。

 青塚古墳の被葬者については諸説ありますが、
その場所を考慮すれば、やはり諏訪大社に深い関わりを持つ
人物が推定されそうです。
そして、古墳の規模からそれなりの地位が推定でき、
諏訪大社がこの頃から重要視されていたであろうことも推測できそうです。

 その他、小円墳が諏訪盆地全体に多数造られています。

 以上はドラマの背景とはあまり関わりがなさそうですね。
ですが、小丸山古墳(諏訪市)出土の甲冑と、諏訪善光寺の存在、
これは無関係とはいえないかもしれません→{蘇竜聖園・諏訪善光寺}

 百済との直接関係というよりも、
百済から伝わった仏教を当初から庇護した蘇我氏との関係ですね。
その蘇我氏が建てた飛鳥寺から出土した甲冑と、
類似したものが出土したのが小丸山古墳です。

 以上、その時諏訪は、でした。。