にこごり日記

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ヒーリングっど♥プリキュア第28話 感想

2020-10-14 00:55:44 | ヒーリングっど♥プリキュア

プリキュアの話をしたいので、します。

 

■ヒーリングっど♥プリキュア第28話「苦しみの再来⁉ダルイゼン、あなたは」

 

前回、ダルイゼンにメガパーツを入れられた花寺さんは苦しみます。

医者からしたら原因不明なので花寺さんの両親にも不安が広がります。

 

花寺さんは何とか体から邪気を出しますが、バテテモーダよろしく新たな知能をもったビョーゲンが出てきました。

アースさん強化月間も終わった今、苦戦を強いられますがアースさんの機転もあり何とか勝利。さすがアースさん。

 

その浄化したビョーゲンはダルイゼンにそっくり。

それもそのはず、ダルイゼンは昔の花寺さんから成長したビョーゲンだったのです。

それほど長く存在しているならば、勢いでダルイゼンも浄化しようとしたプリキュアさんたちが通用しないのもうなずけます。

ちょっと遅れただけでメガビョーゲンの強さが上がるのに数年ときたら明らかに強すぎです。

アースさん強化月間が終わったのではなく敵のレベルが上がっただけでした。

 

【未知への恐怖】

感想としては、「わからない怖さ」が表現されているのかもと思いました。

仮にマイナスの出来事があったとしてもそれについての原因や対処法がわかっていれば肉体的・物理的にはピンチでも精神的には案外楽だったりします。

今回の花寺さんも同じ苦しみ方でも原因不明の病気とそうでないものとでは反応が違うはず、

身近な例で言うと人に怒られた時とかは怒られた原因がわかっていれば改善可能ですが、わからずに怒鳴り散らされたような場合では次にいつ怒られるかの恐怖に怯えなければいけません。

 

また、コロナで「コロナはインフルエンザと同じかそれ以下」というのも「わからない怖さ」の産物だと思ってます。

私は医学の専門家ではないので「コロナはインフルエンザと同じかそれ以下」というのが正しいかどうかは知りませんが、少なくともこの意見は新型のウィルスをい「インフルエンザ」という自分たちにとって理解できるものに当てはめようとしたものではあると思います。

しかし、「風邪の特効薬は存在しない」という話にもあるようにそもそも風邪やインフルエンザが完全に解明されているかというと何とも言えません。

もっと言えばそもそも人間(というか生物)が動くメカニズムもまだまだ未知の多い分野です。私たちの体は、なんだかよくわかんないけど動いてる。

 

【多様性について】

プリキュアに話を戻すと例えば「スタプリ」は多様性が出てきました。

宇宙には色んな人がいる、いや、そもそも人ではないけどとにかく色んな人たちがいました。

そこで重視されてきたのは「お互いのことをよく知ること」です。

今回、ペギタンは「ビョーゲンズについてはよくわかっていないことが多い」と言いました。

こうしてみるとプリキュア的には和解エンドはありそうです。

 

でも冷静になると「病気と話し合う」というのは意味不明です。

結局のところ人間が全知全能でない以上未知の恐怖、わからないことからくる恐怖はどこまでいってもつきまといます。

風邪の特効薬なんぞなくても暖かくして寝とけば大抵の風邪は治ります。(もちろん病院には行きましょう)

多かれ少なかれ人はわからないことを受け入れて生活しています。つまり、「よくわかんないけどわかんなくてもいい、わからないことを受け入れる」の姿勢。

もし「ヒープリ」がこの姿勢で行くのなら今までの「対話」の姿勢とは矛盾と行かなくてもちょっと疑問符が付きます。そこをどうするのか。

 

所詮素人の戯言なので大外れの黒歴史になるかもしれませんが、この先の展開が非常に楽しみです。



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