早いもので、イタリアひとり旅シリーズも50回目を迎えました!
で、ここに来て思わぬ問題が発生。いつもMacでブログを書いているのですが、丸で囲んだ数字の㊿以降のMacでの出し方がわからないという・・・なんとも情けないお話。
なので、次回から連番が急にカッコ(51)になります(°▽°)
お料理留学3日目は重ねて重ねて重ねまくりました。
【3日目のメニュー】
BRUSCHETTA(ブルスケッタ)
LASAGNE CLASSICHE(ラグーのラザニア)
INSALATA AL POMPELMO(グレープフルーツのサラダ)
TIRAMISU(ティラミス)
重ねたのは、ラザニアとティラミス。重ね好きは必見です!(そんな人いるのか?)
[LASAGNE CLASSICHE(ラグーのラザニア)のレシピ]
<材料>
パスタ:
・卵 3個
・セモリナ粉 300g farina di semola
・塩少々
SUGOラグー:
・オリーブオイル
・セロリ 2本 みじん切り
・人参 2本 おろし器でおろした感じ
・玉ねぎ 1個 みじん切り
・ニンニク みじん切り
・牛ミンチ 600g carne macinata di manzo
・白ワイン 1cup
・トマト缶 800g
・トマトペースト 250g passata di pomodoro
・唐辛子 少々
・塩
・(パルメジャーノ doppo)
ベシャメルソース:
・小麦粉 60g
・牛乳 3/4cup
・塩コショウ 小さじ1/4
・ナツメグパウダー少々
・バター 60g
<作り方>
1. 先にパスタシートを作る。セモリナ粉に卵を3個割り入れて塩コショウを少々ふり入れ、パンの生地のようにこねる。最初はフォークで混ぜてそのあとスケッパーを使うと良い。まとまってきたら体重をかけて左右に押すようにこね、ひとまとめにしてラップし、常温でしばらく寝かせる。
2.次に、ベシャメルソースを作る。バター60gを火にかけ、小麦粉、塩コショウ、ナツメグパウダーを入れて混ぜ、そこに温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。牛乳は少し残しておいて最後の仕上げの時に入れて温めなおす。
3.ソースを作る。鍋に大量のオリーブオイルを入れて熱し、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、にんにくを入れて少し炒め、柔らかくなるまで弱火で放置。
4.3にミンチを入れて、しばらくゆすりながら炒めて水分飛ばす。(水分飛ばすのは重要。)
5.赤ワインを1カップ入れてさらに水分飛ばし、トマト缶とトマトペースト、塩、唐辛子を入れて弱火で煮る。
6.パスタの仕上げをする。パスタをマシンで平らにする。少量の塊ずつ打ち粉した上である程度長方形にし、パスタマシンでそのまま通す。その後三つ折りにして3回通したら、最後はそのまま薄い設定でまた通して伸ばす。それを渇いた布巾の上で並べていく。
7.鍋でパスタシートを茹でる。2分ぐらいで取り出して布の上で乾かす。
8.ラザニアの入れ物に、ベシャメルソース、ラグーのソース少し、パスタ、パルメジャーノの順に重ねて敷いていく。5、6重に重ねたら、予熱した200度のオーブンで焼く。
日本でラザニアを作る場合は、ラザニアシートから作るのは大変なので、市販のシートを使っています。最近は茹でずにそのままオーブンに入れられるシートもあるので、それを使うと時短になり、洗い物も少なくなります。
このグレープフルーツのサラダは、グレープフルーツの薄皮を剥くのがちょっと面倒ですが、めちゃくちゃ美味しかったので、今や我が家の定番サラダです。
ティラミスは自分でもオーストラリア時代から20年以上作り続けているのですが、今回初めて、トッピングにココアではなく砕いたチョコレートをのせたのもを作りました。これ、ポイントです!板チョコを割るのが面倒ですが、柔らかいティラミスの上にパリパリ食感の不揃いなチョコレートがアクセントになって、病みつきの美味しさでした。もし機会があれば、自分のティラミスのレシピとともに、いつか紹介できる機会があればいいなと思います。
ティラミスの生地に染み込ませるコーヒーを沸かす時、先生もこの小さなコーヒー入れる器具(下写真)を使っていました。カルロおじさんもこれと同じものを使っていたし、ステイ先のキッチンにもこれと同じでもっと大きいやつが置いてありました。イタリア人はこれで入れるのが主流のよう。
毎回このディナーが楽しみで仕方がありませんでした。
毎回お皿を重ねて完璧にテーブルをセットしてから、アンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、デザートを順に食べていきます。3人の米国人留学生との会話も楽しかった。いい思い出です。
(51)に続く。