シニアの断捨離

家を処分し、ついでに生前整理もしてしまったシニアです。マンションの部屋に入らないということで生前整理もしてしまったようです。でも、まだまだいっぱい断捨離するものがあるような気がしています

母の戸籍謄本集めに翻弄される

以前にブログに書いた

亡き母の銀行口座の話の続きですが

多分、銀行は10年ほど母の銀行口座の

動きが全く無かったので
母の口座を調べ初め、私に行き着いたのですね


相続人が私だけしかいなくて
よかったのかもしれないと思っています

母の生まれてから死ぬまでの

戸籍謄本を取るのだけでも結構面倒なのに

兄弟とかと遺産を分けるとなると
少額であっても毛続きが又、大変だと思うからです
(弟はすでに亡くなっております)

 
母は結婚する前も
母の両親が田舎を捨てて都会に出てきているので
すでに一度、本籍を変えています


そして、結婚してまた、本籍が変わり
その後は父の仕事の関係で県をまたいで
住所を変えました

母は住所を変えるたびに本籍を移していたらしく
生まれてから死ぬまでの

戸籍謄本はかなりの数になりました


住所変更が何回かありましたから
そのたびごとに本籍も変えていたようです

 

最後に私と一緒に住むことになった時は
それまで住んでいた関西の家が忘れがたく
頑なに本籍の変更をしませんでした

無理矢理のように関東に来てしまったので
関西で住んでいた家がきっと恋しかったのでしょう
可哀想だったな!と戸籍謄本を見ながら思いました


昔のことになりますが
母が「人に頼んで戸籍謄本を取ってきてもらうのは悪いから!」
と言っていたのを思い出します

人に何かを頼むのは「申し訳ない」とすぐに言うし、
人に何かを頼むのが嫌いな人でしたから
人に頼むよりは
自分で取りに行ける方がいいと思ったんでしょうね!


それと何十年か前までは

戸籍謄本を簡単に郵送で受け取れるという
意識はなかったように思います
今だったら、本籍はどこにあっても

郵送で受け取れますけれども


それにしても86歳まで生きていたのだから
戸籍謄本の数も中々のものです
そして実際には戸籍謄本は6通になりました
普通の方は結婚をして

そこが本籍になるはずですから
母のような人は珍しいだろうと思いました
戸籍謄本を見ていると
母の生きてきた姿が見えるようで

感慨深いものがありました


戸籍謄本を集めてみて
私も、もう本籍を移すのをやめようと思いました
子どもたちがもし同じような事になったら
大変な思いをするでしょうからね!


イヤ!もうすでに、大変な思いはするな!!

諦めてもらおう!