〈今朝の空〉

 

見えない存在は存在するのだろうか。

 

 

一人暮らしの時の話。

その日もぐっすりすやすやと

まるで天使のような寝顔で眠っていたら

ぱさっと頭の上になにかが落ちて来るもんだから

いくら天使でも目が覚めてしまった。

 

見ると本棚の上に貼っていた

ある氣の達人からもらった魔除けの色紙だった。

それがどういう訳か急に剥がれて落ちてきたのだ。

 

そして翌朝、

普通に準備していざ仕事に行こうとしたとき、

なんと玄関のドアの鍵が開いていたのだ。

 

締め忘れなんて一度もしたことがない。

だってここは大阪だから、

そんな怖いことはようできまへん。

 

 

問題はここから。

まるで誰かが入り込んできて、

そしていたずらをして帰っていった

みたいじゃない?

 

見えない存在。

 

でもぼくは幽霊ではないと思った。

だって幽霊は幽霊という概念がある。

見えないということは概念がないから

見えないのだ。

 

言ってしまえば、

認識できるかどうかだ。

 

どんなにそこに実際にあるとしても

ぼくたちは認識できていなかったら

それを見ることはできない。

 

ちょっと分かりやすい例えが

思い浮かばないから申し訳ないけど、

そこはまあなんとかしてくだちゃい、、、。

 

 

でもよく考えたら、

見えない存在が玄関の鍵開ける?

その時点で認識できてない?

ってことはもしかして、、、。

 

霊?

 

そうか、

霊かぁ。

 

そういえば冒頭で

自分のことを天使とかって

謳ってたもんなぁ。

 

天使がいるなら

そりゃ霊だっているでしょ!!

 

うん、これは霊だ。

霊コノヤロー、

鍵ぐらい閉めていけよバカヤロー!

 

変な人が入ってきたらどうするんだよ!!

 

 

そしてぼくはこうして

本当は自分が鍵を閉め忘れたんじゃない?

という可能性を否認しました。

 

締め忘れ?

天使がんなミスするわけないじゃん。

 

でももしそうだったら謝るよ。

 

霊、ごめん!!

 

 

さて、

天使から人間に戻って仕事行くか。

 

 

今日もありがとう。

 

 

 

今年も、残り71日

 

 

 

有原の今日のメモ帳
「真夜中の二時半ごろに氣の達人からもらった色紙がはがれて頭の上に落ちてきた。更に朝家を出ようと思ったら鍵が開いていた」

 

 

 

今日も一日あなたは信じられないぐらい、ありえない幸せをたっぷりと受け取る自分を受け入れ、認め、許し、愛します。

 

 

 

またね。

 

 

 

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