【Mother's Day】日本とアメリカで違う母の日の文化
Hi, Adaora (@datdarkasian)です。
日本はすでに月曜日かと思いますが、アメリカ西部はまだ5月10日の日曜日です。
そう、『母の日』です。
元々はアメリカが母の日の発祥地と言われていますが、現在は色々な国で盛大に祝われています。
今では、日本人もアメリカ人と同じくらいに母の日を大切にしている人が多いですが、実は日本とアメリカでは母の日に対する概念が少し異なります。
今回はそんな「日本とアメリカで違う母の日の文化」について紹介していきます。
<Contents>
【”母”が1人じゃない⁉】
(↑母の日に因んで、私の母が庭で育てているバラの写真を。)
日本では、母の日は自分を産んで育ててくれた母へ感謝を表す日という認識が一般的ですが、アメリカでもその部分は同じです。
しかし、ここで日本とアメリカで変わってくるのが、母が1人ではないということ。
どういうことかと言うと、アメリカでの母の日は、世の中の母全員を敬う日なのです。
自分の母だけに限らずに、子供を産み育てた経験のある女性、時には妊婦も対象になる訳です。
身内だけでなく、自分の友達や街を歩いている知らない子連れの女性などにも「Happy Mother's Day!」と声をかけるのが一般的です。
私も実際に、今日は何人もの人にメッセージを送りました。
- アメリカの友人の母
- 子持ちの同級生や友人
- 親戚のおばさんたち
- 義母
- 旦那の祖母
そしてもちろん日本にいる自分の母。
そして今年は私も妊婦。
友人や自分の父、親戚からも「Happy Mother's Day !」のメッセージがたくさん届きました。
【プレゼントの違い】
(↑こちらも母から送られてきた1枚)
日本では赤いカーネーションに加えて、何か贈り物をするのが一般的かと思います。
アメリカでも人それぞれ好みの花束を選んでメッセージカードを添えて渡すのが一般的。
ここで、プレゼントを贈る相手ですが、アメリカの既婚男性(子供がいる夫婦の場合)は主に自分の妻に花束を送ります。
花束以外のプレゼントを用意する人もいるかもしれませんが、物を贈るよりもいつも以上に家事を手伝ったり、早起きして、子供たちと一緒に妻の朝食の準備をしたりする人が多いです。
日頃の感謝を込めて、思う存分”母”を休ませてあげるのです。
また、会える距離に自分の母親や祖母が住んでいる場合も、花束をプレゼントする人が多いです。
そのついでに外食に行ったりして、普段よりも多い時間を一緒に過ごします。
反対に、母親が会えない距離に住んでいる場合はテレビ電話やメッセ―ジで感謝を伝えますが、わざわざ花を贈ることはしないという人も多いです。
【母は偉大なり】
(↑写真右が私です 笑)
世界中どこの国を見ても共通しているのは、やはり母たちの偉大さですね。
私の母は、超自由人でちょっと変わっていますが、やはり世界でたった1人だけの母です。
色々な意味で、母がいなければ今の私はありませんでした。
世の中には色々な理由で母親がいない人もたくさんいる訳で、「母親がいる」「母親と連絡が取れる」それだけでも当たり前ではないということに、日々感謝しなければなと再確認しました。
世の中のお母さん方、
ありがとう、そして毎日お疲れ様です。
みなさんは今年の母の日は何か贈り物をしましたか?
私は恥ずかしながら何も送れず、LINEメッセージだけになってしまいました。
7月の出産の際にはアメリカに遊びに来てくれるそうなので、その時に何かできたらいいな~と思っています。
(”手伝い”ではなく”遊び”にきてくれるそう 笑)
【物よりも大切なこと】
余談も入りましたが、今回は「日本とアメリカで違う母の日の文化」について紹介させて頂きました。
日本とは少し違った文化や概念は、なんだか不思議に感じたかもしれません。
アメリカでは物を贈る事よりも、母親と実際に会ったり電話で声を聞いたりする事の方が大切だと考えられています。
しばらく母と話していないな…なんて人は久しぶりにLINEや電話をしてみるのも良いかもしれませんね。
気にしてないように見えても、お母さんはきっと嬉しいはずです。
*質問やご意見を随時受け付けていますので、コメント欄、instagram、またはtwitterなどで気軽にメッセージを送ってください!
毎日更新していますので、興味のある方は読者登録よろしくお願いします。