緊急事態宣言全面解除 | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
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5月25日(月)にようやく緊急事態宣言が全面解除となった。

 

今後段階的に経済活動が再開されていくことになる。

 

同時に今後の経済活動の緩和に向けたロードマップも示された。

特に都道府県を跨ぐ移動については次のような指針となっている。

 

  • 6月1日~ 北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川との間を除く府県を跨ぐ移動はOK
  • 6月19日~ 移動自粛要請の全面解除

 

今後の感染状況をみながら、という前提付きではあるが8月1日には屋内イベントやプロスポーツを含めたすべての経済活動が解除される見通しだ。

 

登山についてもこの流れを受けて自粛ムードが変わってくることになるだろう。

 

山岳四団体は5月18日に次のような指針を出していた。

  • 緊急事態宣言が解除されない都道府県(東京都、大阪府、京都府、兵庫県、千葉県、神奈川県、埼玉県、北海道)については引き続き登山自粛。
  • 緊急事態宣言が解除された39県については、緊急事態宣言が解除されていない都道府県での山岳スポーツ活動は引き続き厳に自粛、県を横断する山岳スポーツ活動についても、多人数での登山を控える。

25日の全面解除を受けて「多人数での登山は控える」といったレベルまで緩和される可能性がある。

 

石川県は5月14日に緊急事態宣言が先行解除されているが我らが白山はいまだに登山自粛要請が続いている。

 

この時期に白山で遭難事故が起きたという話は聞いたことはないし、何のための、誰のための自粛要請がなのか全くわからない。

登山を遊びの一環だとして解除は最後の最後でいいだろうと考えられているのかもしれない。

白山に登れなければ登山者は他の山域に集中する。

大した人数ではないかもしれないがもしかすると街中のショッピングセンターに人が流れるかもしれない。

過度な自粛要請はやめて正しくリスク判断していただければありがたいと思う。

 

いずれにしても山小屋は営業できない状態が続く可能性が高い。

富士山も5合目までのアプローチで使う○○ラインはすべて閉鎖が決まった。

南アルプス林道バスや東海フォレストも休業、南アルプスへのアプローチも閉ざされた。

緊急事態宣言は解除されても今年の夏山はかつてない状況に突入する。

 

山はいつでもリスクとの戦いだ。

臨機応変に行先を考えて決めていくしかない。

南アルプス林道バスも運休が決まった。自粛要請が解除されても山は閉ざされ続ける。