今日は防水カメラは本当に必要なのか改めて考えてみたい。
軽いし当然防水性能は抜群なので普通に写真を撮るには問題ないのだが、やっぱり撮った写真の画質は高級コンデジと比べるといまひとつだと感じていた。
ということで、最近は防水性能こそないものの画質優先ということでCanonの「PowerShot G7 X Mark II」を携えて山に登ることが多くなっていた。
しかし、先日の北ノ俣岳と赤木沢へ行った時にこのG7xを沢にドボン…電源が入らなくなってしまい3万円もかけて修理する羽目になった。
愛用のG7xがようやく修理から帰ってきたが…出費は3万円!
買い替えたら6万円以上するので3万円でも修理した方が安いと判断したのだが痛い出費となった。
G7xの水没後は普段使っているスマホであるシャープのSH02Mでその場をしのいだわけだが、意外と画質が良いということに気が付いた。
さすがにRAW撮影とかシャッタースピードとか絞りの調整といった細かい制御はできないのだが、普通に風景写真を撮るだけなら全然許容範囲だと思った。
なにより素晴らしいのが「防水性能」だ。
このスマホの防水性能はIPX8となっており、軽くドボンしても全く問題ないということが判明。
IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有するレベルであることを示している。
これなら防水カメラの代わりになるのではないか。
カメラとスマホの二台持ちもいらなくなるし、画質も良くて防水性能もある。
もう雨の日や沢登りの日はスマホだけ持っていけばいいのではないか。
…ということでXP140には申し訳ないが今後は防水カメラの出番はなくなりそうだ。
将来的にめちゃくちゃ性能の良い防水カメラが発売されたら再検討する可能性もあるが、その頃はスマホカメラの性能がもっとあがってしまっている気もする。
意外と身近にあるスマホの性能もバカにできない、灯台下暗しという話でした。