先日の槍ヶ岳は残念ながら悪天候の登山となった。
それほど土砂降りというわけでも強風というわけでもなかったが岩は濡れて滑りやすい状態だった。
自分が最近愛用している登山靴は以前もこのブログで紹介させていただいているモンベルの「ティトンブーツ」。
程よく柔らかくて安定感もあり、何よりソールにトレールグリッパーが使われているので滑りにくい。
価格も¥15,900ということで登山靴としては破格の値段なので毎年買い替えるくらいの勢いで使っている。
今回の槍ヶ岳ではこの安定感抜群のソールのおかげで滑る恐怖から解放されて気持ちよく歩くことができた。
一方で、同行したYSHRセンセーと高山のトラさんは滑るソールに悩まされていた。
YSHRセンセーはここ最近は同じくモンベルでトレールグリッパーと兄弟製品のアクアグリッパーが採用されたパドリングシューズを履いていたので安定感抜群だったのだが、今回の槍ではトレランシューズを履いてきたためスリップに悩まされていたようだった。
トラさんも今回は某○ブラムのソールが使われている普通の登山靴だったので滑って大変そうだった。
「やっぱり沢靴最高っすね!」みたいなことを言っていた。
普段単独行が多いので同じコンディションの山で複数の登山靴を試すようなシチュエーションはなかなかなかったのだが、今回は図らずも登山靴(ソール)の性能チェックが実現し、改めてトレールグリッパーの優秀さが証明されたことになる。
特にモンベルの回し者というわけではないのだが、コスパの素晴らしさは確かなのでこれからも愛用していきたいと思う。
センセーとトラさんは滑るソールに慎重にならざるを得なかった
トレールグリッパーなら濡れた木の橋でも安心