新型コロナでリモートワークが広がる中これらのクラウドサービスの利用も比例して増えているが、ひとたびこのようなシステムトラブルが発生すると世界中の人々が影響を受けることになる。
マニアックな話題で恐縮だが、機動戦士ガンダムOOの劇中でヴェーダという量子コンピュータが登場する。このヴェーダを掌握することで配下のモビルスーツの機能を全てコントロールすることができるという設定。
今の我々の生活も知らないうちにマイクロソフトやGoogle、Amazonといった巨大ITに依存している。
Googleがダウンすれば検索が出来なかったりマップが使えなかったりとユーザにとってイメージが湧きやすいが、マイクロソフトやAmazonはちょっと分かりにくい。
実は世界中の様々なシステムがマイクロソフトのAzureやAmazonのAWS上で稼働しており、これらがダウンすると使えなくなるシステムやサービスがかなりあるのではないかと思っている。
登山はシステム障害とは無縁だよねーという訳にはいかない。
例えばヤマレコやヤマップといった登山専用SNSが使えなくなれば山行計画が立てにくくなったり遭難予防のためのみまもり機能やイマココ機能が使えなくなるかもしれない。
実際ヤマップの求人情報を見ると前述のAWS上でシステムが動いていそうだということが想像できる。
Googleマップが使えなければ登山口にたどり着けないかもしれない。
LINEが使えなければ待ち合わせができないかもしれない。
コンパスが使えなければ登山届の提出が面倒だ。
日常生活と比べれば影響は軽微かもしれないが少なからず登山にも影響がありそうだ。
Googleマップが使えないと下山後の温泉も探せない…