私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

子持ち様と家計、そして投資

子持ち様の記事を読みながら、子育て家庭の家計と投資を考える。

 

「子持ち様」という風潮

昨今、少子化対策の注目もあって「子持ち様」に関する記事や意見も多数見られるようになりました。「子持ち様」とは子供がいることを理由に仕事や公的な場所などでの横柄な対応をする親や家庭を指すものと理解しています。

実際、子育てしている家庭において「子持ち様」を白い目で見ている親も多いと思います。お店で走り回っていたり、騒いでいる、など、親はどこだ?注意しないのか?と同じ親でも思っているのが実際の所だと思います。

私も元々は子供が好きではなく、結婚してからも子供が欲しいと思った事が無かったくらいですが、実際できるとこの上なく可愛い存在であり、許せなかった子供の騒がしさもなんだか受け入れてしまうのですから不思議なものです。

いずれにしても、「子持ち様」という雑にまとめたグルーピングに対して、正論もありつつ自分の状況に応じた様々な感情もあって的外れな批判や非難が溢れているのが実際だと思います。私も昔は子供はうるさいし、泣いたらイライラするし、と感じていたので、子供嫌いも一定理解できるところではあります。

 

子育て家庭の家計と投資

親側の物の言い方は当然あり、子供が病気の時に仕事を休む際にもそれが当然と開き直っては頭にくる人もいるでしょう。社会として子供に寛容であることは大事な要素かもしれませんが、そこに甘えまくって舐めた態度を親が取るのであればそれはやはり問題であると思います。

翻って、子供が体調を崩していた我が家ですが、非正規の妻が看病した結果、今月は給与が大きく減りました。有給が残っていたり、正社員であればその辺の安定性も保てそうですが、まぁなかなか厳しい結果です。

子供ができれば大学費用中心に教育費の項目が人生でもトップクラスの支出項目になるはずです。ある意味子供を作ることの一番の経済的懸念は教育関連費であろうと思います。これまで普通に毎日勤務できていたことが嘘のように休みを取ることが必要になります。子供を作るのは今の時代趣味だ、などと言われますが、仮にそれが趣味であっても幼い命を預かる以上、放っておくなどという選択肢は現実的に取れるはずがありません。病児保育があるじゃないかとか色々言われると思いますが、何でも自分の都合よく使えるものがゴロゴロ転がっている訳でもないので、口で言うほどあれこれできなかったりします。いずれにしても、現実的なお金の問題が浮上する一方で、収入は変動的になったり減ったりするのが特徴的な期間が続きます。

子供というのはいろんな面で不確実性を高める存在です。夫婦二人、単身の時にできていたことはできなくなり、見通せていたことは見通せなくなります。そういう中で、確実に必要なお金だけは具体性を向上させて目の前に現れてきます。

変動的あるいはこれまでより低い収入の中で、今まで以上に蓄財していかなくてはいけないことに直面する時、しっかり家計管理と未来のために投資へ回すことが習慣づけられていると強いなと感じます。忘れてはいけませんが、精神的あるいは肉体的に追い詰められることも多い環境でもそれを続けなくてはならないということで、だからこそ”習慣”でなくてはいけないのだと思います。

子供を作るのは趣味かもしれませんが、命を預かり育てていることに変わりはありません。悲しい記事や意見もありますが、親としてなすべきことを淡々と成していこうと思う次第です。

 

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明確にオルカンやS&P500への投資が誤っている人もいる

新NISAのスタートに伴ってインデックス投資へ乗り出した方も多く、それと同時にインデックス投資はダメだの出世をしない人だの色々と論はあるようです。私は「自分が一般人である場合にはほとんど関係のない論理」だと思います。

 

インデックス投資をするのは馬鹿?出世できない人?

私はこの手の動画を見ないようにしているので、全体を通じての文脈やそもそもそういうことを言っているのかを含めて真偽はよく分かりません。あくまでそういう言説があるのであれば、という前提です。

インデックス投資は昔から毛嫌いする人は毛嫌いするし、一方では原理主義の如く行き過ぎたインデックス至上主義の人もいます。その都度何かしら論争になり、Xでも良い争いに発展するなど不毛な場面に出くわすことは良くあることですし、今後もあるだろうと思います。

結局、インデックス投資が馬鹿だろうと出世できない人だろうと、脳死や凍死と言われようが、自分が一般人である限りにおいてこれに勝る投資法もそうそうないことは現代において共通理解とも言えることのように思います。変に卑下することも必要ないですが、投資の才能が無いことを受け入れれば済む話であり、プライドをかけた論争をする価値がインデックス投資には無いと私は思います。

 

明確にインデックス投資が誤っている人たち

実際、世の中にはインデックス投資が最適解にならない明確な人たちもいます。具体的にはインデックスをアウトパフォームできる投資のスキル、センスがある人、自分でビジネスをすることで投資収益以上のリターンを得られる人などが挙げられます。

固有名詞で言えば、バフェットを始めとする著名投資家はインデックス投資が最適解にはなりません。自分で個別銘柄にあたった方が良いリターンが出せる訳で、インデックス投資をすることで市場平均リターンにリターンを抑え込む必要が全くないからです。

また馬鹿だ何だという〇〇エモンも最適解にはならないでしょう。自分が出演したりアップするコンテンツによる収入を始めとして、事業を自分がやる事で人並み以上のお金が稼げるから、スピードもリターンもインデックス投資をすることによって抑え込む必要がありません。

なので、事実としてインデックス投資自体が最適解にならない人は確実に存在するんだと思います。非常に素晴らしいことです。

 

アウトプットはマネタイズ

結局、自分のこれまでやこれからを考えた時にインデックス投資なんて馬鹿げたことやらんよ、というのは立派な根拠であり、そういう自分の視点から言えばやっている人間を見て馬鹿だ何だと言うのも分かる話です。

一方で、バフェットは自分はインデックス投資なんかしないが、一般人はS&P500に投資した方が良いぜ、と言います。やっていること、言っていることは同じですが、方やそれを馬鹿だと表現し、方やそれをそっちの方が良いぜと表現することのアウトプットの差はあります。

それが品格の差なのか人間としての成熟度合い差なのか、本当の所は分かりませんが、少なくとも煽る方が金になるのか、煽らない方が金になるのか、の利益に帰結すると思うのです。本当に馬鹿かどうかはどうでも良く、そういうことを言う事自体に自分の利益があるから言っているに過ぎません。

総じて、インデックス投資以上の利益を上げられる術を持つ人にはインデックス投資は適当ではないと明確に言う事は出来ます。今後も何かと否定、煽りを食らわせるコンテンツは山ほど出てくると思いますが、自分が一般人だと思っている場合においては、そういうコンテンツから得るべきものはあまりないと私は思います。

 

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