コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「また一つ帰ってくる日常~夢の国~」^^

『非日常の代名詞 あの夢の国がついに帰ってくる!?』


非日常になった日常、ちょっと前まで日常の中で非日常の空間を演出していたというややこしい立場にあるあの夢の国が満を持して来週に帰ってくる。


そう「TDL ❨東京ディズニーランド❩」^^


幾つかのアトラクションはさすがに開けられないようだがそこは仕方がない。


「夢の国でクラスター発生?」なんてことはあってはならないから。


このディズニーランド、そのポリシーを守る為に半端ないルールが設けられています。いや いました、開園当時から。

今は よりアップデート❨更新❩されていることだと感じます。


何といっても 「ディズニーランドは永遠に未完成である。何故なら常に進化するから。」だったと記憶しているから。❨これを聞いたのがもう30年も前になりますから間違ってたらごめんなさい❩ ^^


私はディズニーランドとの関わりが少なからずあります。


大学生時代にアミューズメント❨遊園地❩業界にアルバイトした時からこの業界にはまり その縁からこの業界に就職 当時の業界内での伝説として?記憶に残るようなアミューズメントパークに関われました。 


時代の変遷の中で今はどこも残ってはいませんが記憶の中にある方はいるかも知れないですね。

宝塚ファミリーランド、神戸ポートピアランド、花と緑の博覧会等 アミューズメントパーク全盛の時代の中にいました。


花と緑の博覧会が終わった時に頑張ったね じゃあご褒美で、ということで連れていってもらったアメリカアミューズメント施設巡り五泊七日間の旅。


その中の一つがフロリダディズニーランド。

業界人の為にある「バックヤードツアー」。

いや 感動した、その意識の高さに。驚いた、そのオペレーションシステム❨運営形態❩に。


当時の日本のアミューズメントパークの基本はハードマシン❨絶叫系❩全盛。


悪くはない、確かに。

だがこれには致命的な欠点が実はある。


ゲストに飽きられる。


オープン当時はいい。が 長続きは難しい。 

ここに問題点がある、出る。

といって毎年毎年目玉になるアミューズメントマシンを入れることは経営上ムリが生じる。


アミューズメントパークが衰退したのはこの問題点を解決できる「明確な解」を模索しながらも見いだせなかったことだと業界の最盛期に関わった一人として感じています。


ハードには限界がある、ならば? という「解」。

そこにあったのがディズニーランド。


ストーリー性のあるハード、そしてミッキー、ミニーに代表されるソフト。

その裏側にあるテーマ、ポリシー。

完璧である。


この完璧を支えるものには 幼少期から既に始まっている点がある。


小さい時から目にするミッキー、ミニー、プーさん等々のお人形さん。オモチャ。

そして動画。走り回っている。

幼少期そこに既にミッキーさん、ミニーさんはそばにいる。

既にお友達になっている。


もうそこにディズニーランドは存在する、心理的には。

そうなるとディズニーランドに行きたくなる。


そりゃそうだ。 


テレビ画面にいた、オモチャだったミッキーさん、ミニーさんがそこにいる。

リアルに しかもパレードにもなって。

『あの』ミッキーさんが、ミニーちゃんが そばにきて握手してくれる ハグしてくれる 「サイコ~」以外の何があるだろう。


この延長上に全てがある。


それだからこそ『夢の国』である。


だがこのオペレーションシステムの難しさは 「継続性」にある。

ずっとゲストに対しての高いモチベーションを、高いホスピタリティーを継続する難しさは並大抵のことではない。

これはやってみたらわかる。やったことがない人はわからない、分かりにくい。


博覧会等はいい、最高である。

何故ならエンド❨終わり❩が見えているから。

いついつまで。が決まっている。


だからそのエンド迄目一杯頑張って、という目標がある。


が 明日も明後日も一年後も二年後も とエンドレスである。

その中で高いホスピタリティー、モチベーションをスタッフが持ち続ける ランドクリーニングスタッフまで、というのは並大抵ではないことである。

あっスタッフじゃなかった。

「キャスト」だよね、ディズニーランドでは。


ディズニーランドという舞台の上に配役された人❨キャスティングされた人❩だったかな、確か。


開園当時にスタッフマニュアルを見たが半端なかった(笑)

私達が目指していたのはディズニーランドとは真逆なものであったから。


どういうことかというと・・・

私達にはディズニーランドのような背景を持たないから ハード❨乗り物❩が持つ特性にプラスアルファとしてオペレーションスタッフ❨運営スタッフ❩が味付けをしていくものであった。


音響を入れて DJ風に盛り上げたり といった感じ。

当時のユーロビート❨お~懐かしい、という人は多いかな?(笑)❩ に乗せて。


当たりました(笑)


だから頑張ったねアメリカツアービジネスクラス+お小遣い付で、になったわけであるが ^^


がこのオペレーションシステムには悲しいかな限界がある。

「その個人の資質、能力によってレベルが変わってしまう」

というある意味避けられない欠点が浮かび上がってしまう、ということである。


同じハードで同じリズムでありながらその瞬間のスタッフ❨DJ等❩の資質により極論するなら違う雰囲気にならざるを得ない。

つまり一定以上の水準を保つ難しさがそこには存在する、ということです。


だからディズニーランドを越えられなかった。

超える瞬間はあったとしても継続は、ムリ 限界を迎えざるを得なかった。


開園から今まで継続し なおかつ進化している、ハードもそしてそれを支えるキャストも。

それは単に凄いネでは足らない『偉大だよね』レベルだと思います。


フロリダディズニーランドのバックヤードツアーに同行してくれた広報部マネージャー 名前は忘れてしまいましたが第一印象から凄かった。


何がって ネクタイはミッキーさん、ミニーさん柄だったし 腕時計の中にはミッキーさんの刻印が入ってたし 指輪も金のミッキーさん顔が笑っていた。

40台位の叔父さんがスーツ姿で ^^

まぁ当たり前なんだろうが いろんな裏側を話してくれる語り口が仕事だから感はなくて 本当に好きなんだろうなこの方も、が節々に感じられた。


多分ディズニーランドが好きな方はいろんな裏ストーリーもご存知だろうから私より詳しい方は星の数ほど はいないか(笑)


世界に今いろんな国にディズニーランドはある。

がミッキーさんは世界中で一人だから、のポリシーの元 同じ時間に園内で、違う国でさえミッキーさんがショーに出ることは 表に出ることはない。はずである。


ミッキーさんがダンスの途中で熱中症になったとしてもゲストから見えている前で頭はとってもらえない。はずである。


一人の人格が与えられている。


それがルールであるから。

そこまでのこだわりがある、続けられているはずである。


だからこそ『夢の国は夢の国であり続けられる。』


フロリダのショーにはファイアーショーが組み込まれていて ディズニーランドだけが許されていた。

その迫力はやはり半端なかった。


ゴルフコースも敷地の中にあってゴルフ下手な私だがやっぱやらね〰と、と挑戦した。

ボールにはお約束のミッキーさんのお顔? 同僚のは、と見たらミニーさんだった。子供のいる前なら叩いちゃっていいの?だったし、小さい池にはワニさんが何気にいた。すいません、怖くて打てないんですが な私(笑)


2日間滞在したが全部は回れない とてもじゃないが。 

並んでるから、ではない。

デカ過ぎる、という一言。


なんたってモノレールでエリアを回るんだから この言葉でイメージは少しはできるかな?


いいですよ~ホントに。

フロリダ もうサイコ~。


よくアメリカ映画で俳優さんがTシャツに革ジャンってスタイルを見ることがあって当時不思議だったが行ったらわかった。

朝と昼間の温度差が半端ない。ということだった。


まさに『百聞は一見にしかず』


コロナ禍が終息して 海外ツアーが安心、安全にできるようになったら一考してみてください。

いい。ホントに。

短パンにアロハ姿っていうリゾート感覚で。

間違っても私達みたいにスーツ姿では いかないか(笑)


笑える話しは一杯このツアーにはあってどこまででもいろんなエピソードは話せるんだけど一番恥ずかしかったのは ・・・


当時英会話はなんちゃってレベルだった私がマクドナルドに同僚といってドキドキの注文。


コーラにバーガー頼んだのだが何故かコーヒーにポテトが出てきた。

何も言えなくて 夏・・・ 悲しかったな~。ポテト山盛り、いやクソ盛りだったけど(笑)


何はともあれ 再開される『夢の国』 ちょっと帰ってきた日常。

行くか~私も。相手いないけど あれっ(^-^;


また^^



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