今朝の新聞に

参議院選挙に立候補している人の

アンケート内容が載っていて


小中高生の自殺者が過去最多

登校拒否児童生徒も過去最多


と書いてあった。


その後に


子ども達の悲痛なメッセージは

社会の闇を浮かび上がらせています。


と結ばれていた。


短い言葉で立候補者が答えたため

あるいは

短い言葉で新聞記者がまとめたために

そんな文言になったのかもしれないが


登校拒否児童生徒

って

呼ばないでほしい



参議院議員を目指す人でさえ

子どもたちの実態を知らないんだなと

思いました。




登校を拒否しているのではなく


行きたいけど行けない


という児童生徒のほうが

圧倒的に多い

というのが実感です。



現場では

登校拒否から

不登校

という言葉に


ずいぶん前に変わりました。


不登校も

何だかしっくりこない


学校がもっと楽しくて

行きたくなるような場所にすることが先決

ではないでしょうか。


加えて


学校という集団生活にこだわらず

一人一人に合った居場所や勉強する場所が

もっと沢山あればいいなと思います。


とにかく


登校拒否って安易に言わないでほしいです。


学校に行かないこと、行けないことは

児童生徒の責任ではなく


私たち大人や

教育制度のほうに

問題がある

と思います。





親子で取り組むいじめ予防プログラム 

Connect HeartsProgram(マモル)

のご紹介をします。

https://mamor.jp/parents/

 

 

 

「いじめに対する正しい知識、豊かな心を育てる親子関係、

いじめの初期対応、学校との連携をこのプログラムで学ぶことで、

少しでもいじめで悲しい思いをする親子が減ること」を目的として

 

保護者向けのリーフレットが無料でダウンロードできます。

 

 

 

先日、ドラマ『ミステリと言う勿れ』を見ました。

主人公のセリフ(=いじめへの考え方)に

いじめられている人が逃げなきゃならない日本はおかしいという

発言があり、共感の声が寄せられているそうです。

 

 

「欧米の一部では、いじめている方を病んでいると判断する」

「いじめなきゃいられないほど病んでいる。だから隔離して

カウンセリングを受けさせて、癒すべきだ」

 

いじめの被害を受けた児童生徒に逃げ場を作ることも必要ですが

その結果、学校に行けなくなり、勉強もできなくなり、友達にも会えなくなって

損ばかりすることになります。

これは確かにおかしい。

 

「病んでいたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは

加害者の方なのに」と主人公が語っていました。

 

被害を未然に防ぐことも大切ですが

被害者にも加害者にも保護者がいます。

 

いじめない子を育てるのも

わたしたち大人の役目と考えて

 

家庭や学校で

大人と子どもが一緒に学んでいけるといいですね。

 

 

 

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たのしみは、〇〇とき

今朝の西日本新聞から

いつも楽しみにしている永田健さんの
#時代ななめ読み 

橘曙覧(たちばなあけみ)の
『独楽吟』を引いて
日常の楽しみのお話でした。

たのしみは朝おきいでて昨日まで
無かりし花の咲ける見るとき(橘曙覧)

永田さんもコロナ禍で散歩が増えたそうですが
私も道端やよそのお庭、公園などで花を見つけると
立ち止まり
しばしながめてしまいます。

花はその存在を主張せずに
そこに咲いているだけですが
この世で一番美しいもの

永田さんのお気に入りは
たのしみは あき米櫃に米いでき
今一月(ひとつき)はよしといふとき

私もマネして

楽しみは子らの笑顔につつまれ授業するとき。
楽しみは週末にくらふうまいめしとさけ。
など作ってみました。

日常の楽しみを
言葉にしてみると

小さな幸せが
大きく感じられて不思議です。

11月から3月まで月に1回
カルチャーセンターで
‘幸福に生きるための心理学’講座を始めます。

詳しくは
あしたは晴れる
のHP内にあるブログに書いています。

興味のある方は直接
西日本新聞TNC文化サークルに
お申込みください。
 


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先日バスに乗っていた時

白い杖とサングラス姿の

視覚障害のかたが乗ってきました。

 

バス前方にある優先席には

高校生が一人座り、横にその友人が立っていました。

 

後方に座っていた男性が

大きな声で

「そこの学生さん、障がい者が乗ってきたから席を譲ってあげなさい」

と言いました。

 

座っていた高校生は、ゆっくり立ち上がろうとしたけど

高校生の友人が「足を怪我しているんです」と顔を赤らめて言いました。

 

結局、その席の前の優先席に座っていた人が立ち上がり

視覚障害のかたは座ることができました。

 

運転手さんが「学生さん、ごめんね。代わっていただいた方、ありがとうございます」

とアナウンスして、

なんだか私もホッとしました。

 

優先席に若い人、特に学生が座っていると

(私も含めて)なんだか冷たい目で見てしまいがちだけど

 

人それぞれに事情があるし

それは見た目では分からないこともあります。

 

今回の話とは少し違いますが

「ヘルプマーク」というのを知っていますか。

ヘルプマークは、支援を必要としていることが外見からは分からない方々が

援助を得やすくするためのものです。

 

昨日も地下鉄の駅で

かばんにヘルプマークを付けている人を見かけました。

 

ヘルプマークを付けていなくても

バスに乗っていた高校生のように

援助が必要な人はいるということを

私も忘れないようにしたいと思います。

 

 

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「人は自分の知っている言葉で物事を考える。語彙を増やせばそれだけいろいろなことを考えられる。逆境に立たされた時、自分を立ち直らせる原動力にもなる。」
隅田保育園長 木林純子さんの言葉 
西日本新聞2021.5.11より引用
 
 
子どもたちと会話をしていると
その表現の豊かさに驚かされることがあります。

一方で
うまく自分の気持ちを表現できない子もいます。
 
自分の気持ちを言葉にすることは
簡単そうで意外と難しいです。
 
気持ちとピッタリ合う言葉を見つけるために
子どもにも語彙力が必要!

そのために私が普段から心がけていること
それは
子どもと話すときも
普通の言葉を使うこと。

例えば
私はマゴと話すとき
大人と話すのと同じ言葉で会話します。

今日は雨だから
延期しよう。

えんきって何?

予定を延ばすってことだよ。

などやり取りします。
そうすると自然と言葉が増えていく。

もちろん読書もいいですね。

以前は絵本を読んであげていましたが
最近は1ページずつ
交替で読むことがあります。

知らない言葉が出てくると
○○って何?
と聞いてくるので

ここでもまた自然と言葉が増えていきます。

 

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