Tiny Style Salon

定番ブランドや古着を中心に、30代40代の大人のメンズファッションに使えるアイテムの紹介、スタイルの提案をしていきます。

【古着】手軽で適度なドレス感。バーバリーのショート丈のステンカラーコート【ソラーロ】

f:id:TinyBicycleClub:20201026031029j:image

ウンやメルトンなどの真冬のアウターを着るには少々早い10月〜12月のこの季節。

 

そんな中でも秋冬っぽい季節感も出したい時に重宝しているBurberry(バーバリー)のステンカラーを今回は取り上げたいと思います。

 

2年ほど前に古着で1万円ほどで購入したものなのですが、購入時に期待していた以上に着用頻度も多く気に入っています。

近年ではバーバリーといえば、トレンチに人気が集中している印象もありますが、あえてという事で。笑

 

 

Burberry(バーバリー)について

f:id:TinyBicycleClub:20201121144659j:image

1856年にトーマス・バーバリーよって創業されたイギリスを代表するアパレル・ブランド。

 

トレンチコートの前身となるイギリス人士官用の「タイロッケンコート」の製造、そしてそれを改良を加え英国陸海軍にも採用された「トレンチコート」がブランドの象徴として古くから知られています。

 

もともとはコートの裏地として使用していた「バーバリー・チェック」と呼ばれるブラウン・ベージュのチェック柄は一大ブームを巻き起こし、日本においても老若男女問わず広く認知されるブランドのアイコンとなりました。

 

また、Barbour(バブアー)のタグでの表記でもお馴染みとなっているロイヤル・ワラント(英国王室御用達)もコート・ジャケット部門で1919年、1955年、1989年と3度授かっています。

 

2018年からはジバンシィを長らく手がけてきた事で知られるリカルド・ティッシがCEOに就任し話題を集めていました。

 

ステンカラーコートについて

ビジネスマンの定番コートとして日本でも長らく君臨してきたので、ファッション・アイテムとしての人気・認知からは遠ざかっていた印象もありますが、近年では多くのブランドからも販売され、ユニクロUなどでもリリースされている程に再燃を見せているかと思います。

 

”ステンカラー”という言葉自体は和製英語になり、同型のコートの呼称としては「バルマカーンコート」「バルカラーコート」と呼ぶのが一般的となるようです。

 

その特徴としては、

  • 後ろが高く前に向かい低い位置に折り返された襟
  • ラグランスリーブ
  • 比翼仕立ての前立て

が挙げられます。

 

ステンカラーコートの代表的なブランドとしては、バーバリーをはじめ、同じく英国のMACKINTOSH(マッキントッシュ)やAquascutum(アクアスキュータム)などが知られています。

 

 愛用商品 

f:id:TinyBicycleClub:20201026031039j:image

冒頭でも書いた通り、愛用しているのは古着で1万円程で2年前に購入したバーバリーのもの。

着丈はお尻が隠れるかどうかくらいのショート丈になるので、一般的にイメージするステンカラーコートとは少々異なってはしまいますが、襟やラグラン、比翼仕立てという特徴は同じくしています。

 

ボタンを留めるとこんな感じ。

f:id:TinyBicycleClub:20201026031025j:image

色がベージュ系で軽めの印象があるというのもありますが、ショート丈なので重たくなり過ぎず、秋口から冬にかけての使い勝手は抜群です◎

比翼仕立てというのも大人っぽく着やすいので、デニムと合わせてもサマになりやすいと思います。

 

裏地はもちろん、おなじみのバーバリーチェック。
f:id:TinyBicycleClub:20201026031033j:image

こんな感じでジッパーにより、このチェックのライナーは着脱が可能になっています。(私は外して着たことは今のところありませんが。)

f:id:TinyBicycleClub:20201121144653j:image

また、生地については写真だとベージュにしか見えないと思いますが、実際に見るとソラーロ(玉虫色)になっていて、そこもまた非常に気に入っています。

 

あまりの使い勝手の良さから、ステンカラーコートはこの1着しか持っていないので、次はマッキントッシュのロング丈の物を狙ってはいるのですが、10万円を超えてしまうというところで尻込みして早一年以上が経過...。

 

お金持ちの皆さんは是非私の代わりに色々なステンカラーコートを楽しんでください。涙 

 

それではまた◎

※読者登録やコメント、インスタTwitterのフォローなど、励みになりますのでぜひお願いします◎