育ちが静岡寄りの神奈川県だった為か、幼少期からずっと実家では飲み物と言えばひたすらに緑茶でした。
それが当たり前と思っていたのですが、上京して一人暮らしをして色々な人と話をしたり過ごしていると、どうやら我が家は緑茶をかなり商品する部類なのだと気が付きました。
そこで
「ああ、きっと静岡近いからウチは緑茶消費量多かったんだな。」
と理解した訳ですが、上京してからも緑茶は急須で入れないと物足りないという面倒な十字架を背負ってしまい、そんなわけで少々面倒ですが今でも急須で淹れてわざわざ飲んでいます。
歴代あれこれと買い替えていますが、現在愛用中なのが南部鉄器の急須。
その前に使っていた陶器製のものをうっかり落として割ってしまったので2年ほど前に買いました。
南部鉄器は初トライでしたが、なかなかに気に入っています。
伝統的な物にはそれだけで魅力を感じてしまうタイプなのですが、それにしたって見た目が良いです。
気にいっているの9割は見た目といっても過言ではありません。苦笑
内部はホーローなどで加工されたものも販売されているのですが、あえて鉄のままの物を選びました。
「よりオリジナルに近いものを。」
という悪いクセが出てしまった訳ですが、一応「鉄分が取れる。」というメリットがあるそうです。
但し、少々デメリットも存在します。
鉄製のフライパン同様に、水に濡れたままにするのはサビなどの大敵なので、使用都度、水気は切らねばなりません。
布巾などで拭き取っても良いと思いますが、私の場合は空の状態でコンロで火にかけて飛ばしています。
(ちなみに鉄サビは体に害は無いとは言われています)
面倒くさいです。。。
当然鉄製なので重量もそれなりにあるので、人によってはこの重さも扱いにくいと感じるかもしれません。
デイリーに使用するにはそんな手間はありますが、珈琲や紅茶を淹れるように、休日など時間のある時にのんびりと美味しい緑茶を楽しむには悪くない逸品かなと、今度も愛用していきたいと思っています。
手が掛かるほうが愛着も湧くところもありますしね。
それでもやはり手入れが面倒という場合は、内部がホーロー加工されたものであれば、普通の急須程度のケアで使えると思いますし、私のようにわざわざ加工無しの手間の掛かるものを選ばずとも良いですし。苦笑
価格も5000円程度でも十分買えると思うので、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。
それでは◎
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