心の病のパートナーであることの、メリット
心の病のパートナーであることの、メリットかもしれないなぁと思うことを書いておく。
薬を変えたら、妄想が少し減った
彼は薬を変えたら、妄想が少し減った。
その代わりに不安症みたいな症状が起こっている。
小さなほんとにどうでもいい例えば、「銀行から手紙が来た」と言うだけで、まるで警察から逮捕状が来たかのように怯える。人に何か勧められただけで、実際に何もしていないのに「(その通りにしたら)大変なことになる」と不安で眠れなくなる。ありえないことなんだけど、彼のような精神状態の人ならそういうことがあるのだろう。
心の調子が悪いと1日中小さなことで頭を抱えて「どうしよう、どうしよう、どうしよう!」と喚いたり叫んだり、ずっと頭を抱えて震えていたりする。もちろんそうなると、他のことには一切手がつかない。
3つのステップ
そういう時に、こういう風に言ってみた。
「3つのステップがあると思ってみたら? 」と。それは、
1、とにかく何か小さなことでもいいから、心配事に対して行動を起こす。
2、他にもやれるだけのことをやってみる。
3、運を天にまかせ忘れる。
初めは私の思いつきだった。例えば銀行の手紙の場合、そこに返信用紙があってこちらで記載するようになっていたので、
「とりあえず記載して返信したら」と言い、彼がそうしたら、その後は実際に不安がなくなったようだった。
こんなふうにいつも「3つのステップだよ」って、ただ頭を抱えるだけではなくて一歩を踏み出すことで、不安は少しでも解消される。
彼にそう言っていたら自分でも何か心配事が起こったときにも、このスリーステップをやっぱり思い出すようになった。
で何がこれが良かったか言った言うと、確かに自分も逃げず行動を何か始めることで、物事は動き出し気分も少なくとも上向きになる。
こんな風で、自分自身の物事への対処の仕方に、役立っているみたいだ。