カブトムシ

[幼虫の画像無し]カブトムシの幼虫飼育。やってよかったことと失敗したなと思うこと

2020年9月13日

9月も中旬になると、カブトムシにもお疲れの様子が見られます。

我が家のカブトムシも、少しずつおとなしくなってきました・・・

ご自宅でカブトムシの卵を見つけた人もいらっしゃるのではないでしょうか(^^)
直ぐに孵化はしないので、しばらく様子をみてくださいね。

決して掘り返したりしないように!

生まれたばかりの幼虫はとても小さいので、目視で確認するのは難しいです。
幼虫がいるかどうかの目安は、「飼育マットの量が減ってきているかどうか」。
幼虫は飼育マットがエサになるので、減って来ていれば幼虫が食べている証拠。
新たな命が生まれたということです\(^0^)/

 

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幼虫の成長過程

生まれたばかりの幼虫を1令幼虫。
1週間後には脱皮して2令幼虫と呼ばれます。
2令幼虫から脱皮すると3令幼虫と呼ばれ、3令幼虫の間に冬を越します。
(冬越しの間は、あまり動きません。)
(3令幼虫って、大きいイモムシ、という感じなので、、あえて画像は無しに致します。)
次に脱皮する時には蛹になっています(^^)
5月下旬~6月の梅雨時期ですね。7月には成虫になって出てきます。
長生きする個体は10月頃まで活動しています。

やってよかったこと

(1)育成マットを色々試してみた。

3、4年、幼虫飼育にトライしたので、その間に色々育成マットを試してみました。
成虫の大きさは、マットの価格に比例します(^^)。

(2)防虫カバー


マットにコバエが発生すると、
マット内が酸欠になって幼虫が死ぬことがあります。
防虫カバーを使うことで、コバエの発生を抑えられたし、
コバエが発生した際も室内に出てくることはなかったので、
必須アイテムでした。
しかし、完全に侵入が防げた訳ではなく、失敗したこともありました・・

(3)ペットボトルに移す。


5月頃、幼虫の身体はだんだんと茶色みを帯びてきます。
蛹になる準備を整えているのです。
マットは十分な深さが必要になります。

飼育ケースのままだと、相当な量のマットが必要になるので、
ペットボトルの上部を切り取り、マットを深さ15cm以上まで入れ、
その中で蛹になるのを待つことにしました。

500mLだと狭い気がしたので2Lのペットボトルに入れました。

体長8cmオーバーの成虫が出てきたので、大成功でした。

<余談>
この方法だと、隙間からコバエが侵入する可能性があります。
実際、コバエが発生したものと発生しなかったものがありました。
この差についてはわかりません。
コバエの侵入を防ぎ清潔に管理するには、飼育瓶を使うことが妥当だろうと考えます。

これです。

失敗したなと思うこと

(1)小さいうちに知り合いに配った。

初めての年、16匹の幼虫を確認しました。
2令幼虫の頃だと思います。
丸まった格好で直径2cmにも満たない幼虫です。

全て成虫になると思っていた私は、
「来年16匹も飼えない・・。」と思って、
身内の知り合いや欲しいという友人に配りました。

幼虫は、なるべく触らないように飼育しなければなりません。
小さいうちはなおさらです。

家に残していた幼虫も数匹死に、
結局3匹だけ成虫になりました。

知らずに配ったので、
配った個体も何匹かは駄目になったのではないかと、
とても反省しています。

(2)マットが少なすぎた。

蛹になる時期には、
蛹室を作ることが出来るだけのマットの高さが必要です。
幼虫が沢山いた時に、衣装ケースに飼育マットを入れて蛹になるのを待っていましたが、
マットが少なすぎて、ツノが曲がったカブトムシが羽化したことがありました。
(やはり弱くて、すぐに死んでしまいました。)

飼育マットは高さが必要です。
蛹になる時期はあまり動かなくなるので、
ペットボトルの上部を切り取り、20cm以上飼育マットを入れ、
そこに幼虫を入れます。
ペットボトルには防虫シートでふたをします。

(3)コバエにやられた。

マットは栄養豊富なので、コバエが好みます。
カブトムシの活動が緩慢になる冬に、
コバエが発生した為にマットを交換するのはどうかと思い、
上のほうのマットを取り除き(ここにコバエの卵がある)、
新しいマットに交換しながらしのごうとしたところ、
そのケースの幼虫は、出てくることはありませんでした・・

 

幼虫飼育のポイント

・ケースに糞が溜まりすぎないように。

幼虫はマットを食べるので、コロコロした糞をします。
これが溜まりすぎると幼虫のマットが不足します。
つまり、幼虫の食べるものが無くなるということです!!
2週間に1回くらいは糞を片づけましょう。
糞だらけのケースで冬を越すのは気の毒なので注意してください。

糞は植物の肥料のような役割をしますので、
園芸用に糞だけ売られていたりします。
外の植物用に、用土と混ぜて使うことが出来ます。

コバエが発生したりニオイが気になる可能性があるので、
室内の植物には用いない方が無難でしょう。

・冬はマット交換は不要

冬季は幼虫がマットを食べないので、糞が溜まりません。
冬の間はマットを掘り返さないことをおすすめします。

また糞が溜まり始めたら、幼虫がマットを食べ始めたということです。

 

まとめ

冬越しに成功したら、必ず蛹になって、成虫になるわけでもありません。
幼虫飼育は繊細で難しいですが、
成虫が出てきた時には喜びもひとしおですよ(^^)。

 

 

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