自分にやさしく、自分をゆるす。


あなたが「自己受容」を深め

生きやすくなるのを

全力で応援する

〈なりたい自分〉実現カウンセラー江杉侑記です。








前回は
「いつだって、大地黄金」というお話でした。



今日は
「だから自分はダメ、じゃない」です




人の目を気にして、
人に気を使ってばかりいる。
まわりからの評価が気になる。


そのようなお悩みをよく耳にします。


そして
そんな弱い自分がキライで情けなくて、

「だから自分はダメだ」
ご自分を責めるようなお声も聴きます。



人の目を気にする。
人に気を使ってしまう。
まわりからの評価が気になる。

それらは
「弱い、情けない」ことで
「だから自分はダメ」なのでしょうか?



そうおっしゃる方たちのお話を
うかがっていると、

「幼いころのある共通した傾向」が
みられます。


それは、その多くの方が、幼いころ
親の言うことをよく聞く「よい子」だった
ということです。


親に対して従順で
とても聞き分けが良い、
親からしてみれば
とても育てやすい子どもです。


聞き分けの良い「よい子」でいれば
親やまわりの大人たちから
褒められるので

ますます「よい子」でいることが
子どもの中で強化されていきます。








小さな子どもは
生活のすべてを親に頼るしかありませんね。


家、ご飯、洋服、生活の基本的なことを

全面的に親に依存しないと
生きていけません。

親は子どもにとって
とても大きな存在です。


ですから子どもにとって
親から叱責されることはもちろん、

「親の不機嫌な態度」を感じただけでも
自分に対する「拒否」となり、

「見捨てられてしまうのではないか」
という不安・恐怖を感じてしまうのです。


それは
「自分の命が脅かされる」ほどの
大きな恐怖。


だから子どもは
自分の安全が脅かされるくらいなら、

自分の気持ちや欲求を抑えることを
みずから選ぶようになるのです。



そして
このような経験を重ねていくと
子どもは

「なんとしても親を喜ばせよう」
「がんばって親の期待に応えなければ」

と思い込んでしまうようになり、


自分の気持ちや欲求、喜びを捨てて

親の欲求や喜びを
優先するようになっていきます。




そしてこれは
子どもなりの「せいいっぱいの守り」「なけなしの守り」おすましペガサス


親から拒否されないように
小さな子どもなりに
自分を一生懸命守っているのです。



「こうやって生きていこう」
という子どもなりの決断を
「幼児決断」といいます。


それは未熟な思考ながらも、
幼いころのこの決断は
強烈なパワーを持ちます。


この「幼児決断」は
無意識の領域に保存され続け


大人になってからも

無意識の領域から
私たちの感情や言動に
大きな影響を与えてきます。



大人になって、相手が親でなくても

「相手の機嫌が悪くならないよにしよう」
「相手の期待を裏切らないようにしなければ」と

その幼児決断が自分にささやきかけ、


その結果、

人の目や顔色を気にしてしまう

空気を読んで人に気を使ってばかりいる

まわりからの評価が気になる

自分の気持ちを抑えてしまい、自分を大切に生きらない

ということにつながっているのです。



これは生きづらいですよね。



こういう生きづらさを
手放していくために

自分の心に
どんなことが起きているのか

自分はどんなことを考えて、
どんな気持ちになっているのか

そこをまず
丁寧にみていけるといいですね☺︎


「幼児決断」は幼いころは
自分を守ってくれる大切なものでした。


これまで自分を
守ってきてくれたものですから

「今までありがとう」という気持ちを
優しく伝えてあげるといいですねうさぎクッキー



そして私たちは大人になりましたね。



その「幼児決断」がなくても
安全で、命が脅かされることも

まったくありませんね(*˘︶˘*).。.:*



「もう十分、役に立ってくれたよ。
今までありがとね、助かったよ。

でも、大人の私にはもう必要ないよ。 


あなた(幼児決断)も
もうそんなにがんばって
私にささやきかけてこなくても

私は安全だし、大丈夫なんだよ。
今はゆっくり休んでね」


そう言って、その「幼児決断」に
ホッとひといき
お茶でもいれて休ませてあげられると
いいですねコーヒーパフェ


生きづらさの原因は
無意識の領域からの声
である可能性が高いものです。


あなたが弱いからでも、
ダメだからでもない

ということをお伝えしたくて
このお話をさせていただきましたおすましスワン




最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

みなさんの毎日が
優しく穏やかでありますように


*
*
*

生きづらさを手放し
しなやかな「自分軸」をもって
【なりたい自分】を生きよう


〜自分にやさしく、自分をゆるす。〜
〈なりたい自分〉実現カウンセラー・江杉侑記 







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