初日帰宅後の感想はというと、「給食が一人一人分かれてて、お弁当みたいだった」「カレーなのにおかわりができなかった」等々。
やたら給食に関する内容が多く、毎日献立表をチェックするほど食へのこだわりが強い娘らしいな・・と思いながら聞いていました。
その他にも、きっとこれまでの学校生活とは違うことが沢山あると思いますが、気になった発言が一つ。
それは「友達が作れない」というものです。
教室では休憩時間はトイレに行く場合のみ席を立ってよく、それ以外は自分の席で静かに過ごすこととなっていて、他の子の席へ近づいたり話しかけるのは禁止!とのこと。
そして給食は全員黒板の方を向いて食べ、この時間ももちろんおしゃべり厳禁。
その後は掃除の時間もなく帰宅となるため、クラスの子と交流する時間が全くなくなっている状態のようです。
時間割も学校では毎日国語と算数のみとなっており、クラスで話し合ったり一緒に取り組むような授業はありません。
これらはコロナ対策として必要とされる措置であったり、長い休校期間で圧倒的に授業時間数が足りていないことを考えれば、恐らくいずれも当然とされる取り組みだと考えます。
ただ一方で、クラス替えをしてまだクラスの半分以上は知らない子ばかりの中、こうした措置のもと新しい友達がなかなか作れないというのは、子供にとってやはり可哀想な状況に思えてきて・・・
小学校低学年ぐらいだと、基本は先生の目を盗むようなことはなく、言われたことをそのままちゃんと守ろうとするし、話す代わりに友達とメールや電話をする、という手段も持っていません。
そのため、こういった状況にストレスを溜めたり孤独感を感じて、学校がつまらない・行きたくないという子供も出てくるのではないか?と、娘と話していてふと感じました。
学校側の対応はもちろん間違ってはおらず、そういった子供の心のケアは、引き続き家でのフォローが大切になのだろうと思います。