どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

サウナ無料の銭湯、第二喜多の湯@東久留米をエクセルで描いてみた

東久留米の銭湯「第二喜多の湯」のエクセル画イラストキャプチャ版

 

 今回は東久留米のサウナ無料の銭湯、

第二喜多の湯」をエクセルで描いた話。

 

 

廃業続きの銭湯業界

東久留米」と言ってもピンと来る人は

東京の人でも少ないんじゃないかなぁ。

 東京都でも西武池袋線の所沢まであと3駅。

池袋からだと早い電車で25分ほど。

 

俺はその隣の駅の清瀬が最寄なんだけど

清瀬の銭湯は2018年に3軒あったのが、

去年すべて廃業。

コロナ騒動になる前だ。

 

週末は遠方まで銭湯お遍路で

巡業することが多かったけど、

なんだかんだ近所の銭湯への頻度は高かった。

 

それが一挙に3店廃業で

ローテーション編成も厳しくなってきた。

 

隣駅の東久留米周辺には

2店営業してるけど

家から一番近いこの銭湯は

1本足打法状態で

頻度がかなり高くなっている。

 

コロナ禍でなかなか遠征できないのもあったけどなぁ。

 

マイ・フランチャイズ銭湯

 今回エクセル画にするのは

東久留米が最寄り駅の「第二喜多の湯」。

 

「第二」というからには

「第一」はどこかといえば

隣駅で去年廃業になった「喜多の湯」だ。

 

「喜多の湯」は廃業前にエクセル画にして

お店にも飾ってもらってた。

こちらその時のブログ。

 

 

銭湯の大将の苗字も同じなので

親戚関係らしい。

 

「第二」は天気がよければ

歩いても行けて

湯上りも気持ちよく戻ってこれる距離だ。

 

他に選択肢も無くなってきたし

ここが今のフランチャイズ銭湯になっている。

 

でも、近いだけじゃない

魅力があるんですよねぇ。

 

第二喜多の湯のスペック

東久留米駅西口から徒歩10分ほど。

表通りからは見えない

裏通りの住宅地に鎮座。

 

 

東久留米の銭湯「第二喜多の湯」の外観

 

銭湯前の通りは狭いけど対面通行。

銭湯裏には駐車場がもるけど

16~19時くらいまでは満車の時も多くて

路駐する車も出てくる。

 

営業時間は15‐22時。

「不定休」になっているけど

原則ほぼ無休状態だ。

 

エントランス周りは

フロント型に改造していて

右手にロビー、そこから先は浴室となっている。

 

設備は

大浴槽1槽にサウナと水風呂に立ちシャワー。

脱衣所脇には喫煙所兼の外気浴ベンチ。

洗い場は20席ほど。

露天や今風の炭酸泉とかもない

いたってフツーの銭湯だ。

 

看板には「カラオケボックス」とあるけど

今はやっていない。

以前はヘルスセンターみたいな感じだったんだろうなぁ。

 

ただここが人気なのは

通常100~300円ほど追加料金を徴収される

サウナが無料な点。

だから混む。

 

5月まではコロナ対策で

風呂の営業はしていたけど

サウナは自粛休業。

6月からフル営業状態に戻ている。

 

サウナは10名くらいで満室だから

さほど広くない。

座り待ちの立ちサウナーも

出現する時もある。

温度計の表示は95℃くらいの

ちょうどいい蒸され具合だ。

 

俺が行くのは口開けの15時過ぎが多いから

最初は混んでないけど

16時近くには結構な混み具合になってくる。

 

浴槽は45~46℃のあつ湯のみ

最初のころは我慢して入ったけど、

今はこの熱さが癖になってくる。

小さい子供は多分は入れないだろうなぁ。

そのためか子連れ客はほかに比べて少ない。

 

ちなみに浴槽のヘリは温泉旅館のように

20㎝ほどの高さのローライズになってるから

またぎやすい。

 

ここの問題点は

2名しか入れない狭い水風呂だ。

 

5分以上浸かって連れと話し込んでる

デリカシーのないおっさんがいたりで

(常連ではない遠征組だ)

サウナ上がりの水風呂に入れない時もある。

 

だからサウナ中も

水風呂に入れそうなタイミングを図って

人の出入りを見てるから気が気でないのが

難点だなぁ。

 

でも、この水風呂は井戸水かけ流しで気持ちイイ。

しかも美味い。

 

だから回転悪くなるのかなぁ。

 

エクセル画のスペック

東久留米の銭湯「第二喜多の湯」のエクセル画

「第二喜多の湯」のエクセル画

2020年6月制作。

 

銭湯ものは「瓦屋根」という難敵が登場する。

前回同様

手間がかかる屋根から手を付けていく。

 

集中力が切れたりで

屋根周りに3日ほど。

と言っても1日2時間くらいだけど。

その後は窓と周辺で3日。

結局1週間近くかかったなぁ。

 

 パーツ数790

 

前回の「喜多の湯」が

1000近くかかったのに比べれば少なかった。

 

東久留米の銭湯「第二喜多の湯」のエクセル画イラストキャプチャ版

 

風呂上がりのセルフオロポ

サウナと水風呂の混み具合を見つつ

外気浴もして3セット。

ちょうどいい具合に整ってくる。

 

そして風呂上りに

ロビーの自販機をよーく見ると

オロナミンC」

「ポカリスエット」

両方売っているじゃないですか。

 

サウナ業界では

2つを合わせて飲むのが

「オロポ」として定番となっている。

こんな感じ。

 

「第二喜多の湯」でセルフオロポ

「第二喜多の湯」でセルフオロポ

見た目は同じ大塚製薬の「MACHT」みたいだ。

味も似てるなぁ。

専業サウナのお休み処では

ジョッキ入りオロポを

出すところもあるけど

ここは2つ買って300円弱

十分です。

 

そして納品

完成してから2週間近くたった平日、

15時の営業開始に合わせて風呂入るついでに

額装エクセル画を持って行った。

 (ダイソーで200円のチープな額)

フロントには店主のお母さん。

 

口開けの混雑ずらして5分ほどしてから

お金を払った後に

 

「これ、パソコンで描いたお店の画ですけど

どっか適当なとこにいてください」

 

とゲリラ納品。

 

「あらまぁ、うれしい。これ写真?」

 

「や、写真見ながら描いた画です」

 

てなやりとりがあって受け取ってもらえた。

 

サウナ3セットやってしっかり整ってから

帰る時ロッカーのカギを戻しに行ったら

早速フロントのカウンターの上に置いてもらってる。

 

お母さんから

 

「お客さんも

 写真みたいって言ってるわよ。

 よかったらこれでビール飲んでって

 

500円硬貨を出してきて

自販機でどうぞとのこと。

 

せっかくなのでありがたくいただいました。

うれしい。

 

「第二喜多の湯」でエクセル画納品のお礼にビールのごちそう

エクセル画納品のお礼にビールのごちそう

 

「この『どか』って名前?」

 

「や、雅号まぁペンネームですね」

 

みたいなやり取りがあってから

「喜多の湯」物語を聞く。

 

廃業した清瀬の「喜多の湯」の初代が

息子3人に銭湯任せようとして

土地まで準備したけど

「第三」は実現せず。

本丸も昨年廃業になって

残るは東久留米の「第二」

だけになったとのこと。

昔は銭湯儲かったんだねぇ。

 

ちょうどビールも無くなっていい具合に

ぐにゃぐにゃになってきた。

 

また来ますねぇ。

 

脱力。

 

東久留米の銭湯「第二喜多の湯」のエクセル画イラスト額装版

 

おつきあいありがとうございました。

 

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