はじめて読んだ、大人向けの小説は……
遠藤周作の『海と毒薬』だと思います。
(それとも抄訳『源氏物語』だったろうか……)
小学校高学年の頃だと思います。
内容はよくわかっていなかったと思いますが、
手触りが伝わってきた記憶があります。
主人公に注射を打つ「勝呂医師」の手触りです。
そこから私は、遠藤周作にのめり込みました。
もちろん、意味もわからないまま。
手当たり次第に読んだ記憶があります。
戯曲などもね。
狐狸庵先生シリーズも読みました。
そこから、
どくとるマンボウへ飛び、
『楡家の人々』へ。
そこで私は、自分が、ある家族(一族)の長い物語を好むことに
気がつきました。
でもね、
『失われた時を求めて』は、
感覚だけで読む、というのでしょうか、
朦朧とした意識で薄明かりのなかを
どこへかわからない道を進んでいる感じ、に
耐えきれなくて、2度投げだしました。
3度目の挑戦、どうしようかなぁ。「日々の出来事」参加してみました。
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