壁にはりつく | 身寄りのないわたしの老後

身寄りのないわたしの老後

どんな未来が待っているのか
ゆっくりじっくり綴っていきます

今朝の私は、不機嫌です。

 

朝の5時でした。

夫に

 

どこ?どこにいるの?

 

って

布団をがさっとはがされて、探されまして。

 

いや、普通にアナタの隣で眠ってるっつうの。

 

あーびっくりした、いないかと思った

 

って、まだ朝の5時だから、

大声だすなっつう話しだ。

 

一応、

「どうしたの?」と尋ねてみましたら

「いや、いなくなっちゃったかと思って」

とお母さんを後追いする幼子のような痛々しいお返事が。

 

それから、

「いまさ、学生時代の夢見ててさ、

他のヤツのためにレポート書いてるの、オレ。

イヤになっちゃうなぁ」

と。

ああ、学生時代の ぱしりの 懐かしい記憶が蘇ったのね、

と聞いておりましたら(一応ツマなので、もとい、眠くてどうでもよくって 笑)

 

まだ5時だね、もう少し眠ろうね、ぐぅ~

 

起こしたのは、アナタなんですけど。

朝っぱらから大声で、元気だね……

 

しかし、もう30年ものの夫婦だ、漬物なら古漬けだ、

私の一人や二人、いなくたって……

と、ここでハタと気がつきました。

新婚時代は、寄り添って眠っておりました。

一応ね。

 

いまは、

同じ部屋で眠ってはおりますが、

しかし、どうも私は、壁の方へ壁の方へと

転がっていくようでして、

それは夫も同じで、

反対の壁に張り付いて眠っております。

大して大きくもない部屋だ、

うっかり真ん中に寄るとくっついちゃうからね、

くっつくと、心臓に悪いからね(笑)

 

だからいないと思ったのか、……なるほど。

ゆえに、朝の5時から私は起きてる訳だ。
いま、喩えようもなく眠い。
嗚呼、壁に張り付いて眠りたい(笑)
 
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