噛めば噛むほど美味しい〜黒米のサラダ
気がつけばもう8月だったんですね。
今年のミラノはコロナのせいもあって、閉まったままのお店があり、知らないうちにヴァカンツァが始まっている感じで、ゆったりとした雰囲気が流れています。
まことのお仕事も、7月末から半日仕事だったりで、もういつからヴァカンツァに突入しているのかわかりません。。。
で、話はちょっと遡りますが、7月半ばに歯を抜きました。歯を抜いたすく横に口内炎ができ、かれこれ3週間まともな食事ができてませんでした。
なので、ちょっと料理の方も手抜き状態。自然と自分が食べられるものばかり作ってしまってました。
が、お米のサラダが食べたいとのリクエストがあったので、私の歯の状態的にはちょっとハードルが高いけど、
Insarata di riso venere インサラータ ディ リゾ ヴェネレ
黒米のサラダ作りました。
[https://bellavita125.hatenablog.com/entry/2020/06/03/025119:embed:
このヴェネレ米はここ数年イタリアで人気。もともとはアジアで生産されている黒米とイタリア米を交配させて作られたもので、イタリアの米の生産地である北イタリアのパダーナ平野で生産されているので、おそらく日本で手に入る黒米とはちょっと品種がちがうと思います。
そして、このヴェネレ米は玄米で、パサパサしていてデンプン質がないので、サラダ用として食べられてます。お箸で食べるにはちょっと難しい感じです。
パッケージには茹で時間18分と書いてあるけれど、18分だと超アルデンテ。
アルデンテ好きな私でもかなり硬いと思うので、大体いつも25分〜30分ぐらい茹でてます。いつもはお湯を沸かして、パスタを茹でるように塩を入れて茹でるのですが、今度炊飯器で炊いてみたらまた食感が違うかも。
ちなみに、お湯は真っ黒になります。
このヴェネレ米は
食物繊維、アントシアニンが豊富でビタミンEも豊富。
美容にも良いみたいですね。
お米は塩を入れて茹でます。湯切りして、まだ熱い間に人参を混ぜるとちょっと柔らかくなって食べやすいです。荒熱が取れてから、それ以外の生野菜(きゅうり、フィイノッキオ、トマト)にスイートコーン、ツナ缶を混ぜて出来上がり。冷やして食べても美味しいく食べられるます。
味付けは塩胡椒にバジルにオリーブオイルでシンプルに。
玄米なので、プチプチした感じで噛みごたえたっぷり。
右側は歯を抜いたので左側だけで噛んで食べて、噛めば噛むほど美味しいのですが、顎が疲れます。
パーティーで小さいグラスに入ってサーブされたり、アペリティーボ用のサラダとして見た目も映えるので、ちょっとお洒落な一品です。