初めてロンドンに来たとき、
スーパーで買った野菜に味がしない!果物に味がしない!
と衝撃を受けたことがあります。
特に、冬のイチゴは、衝撃でした。
固くて、まったく甘みがない!
日照時間が少ないからか、
ロンドンのスーパーに並ぶ野菜や果物は、多くがスペインや南米からの輸入品。
一年中、様々な旬の野菜がならぶ日本のスーパーが本当に恋しかったです。
でも、そんなロンドンのスーパーの青果コーナーが
生き生きするときがあります!
5月ごろから、イギリス産をしめす、英国旗のマークのついたイチゴが
ならぶと、スーパーに行くたびに、イチゴを買ってしまいます。
日本の巨大で甘いイチゴの洗練された味にはかなわないかもしれないけど、
イギリスの旬のイチゴは甘くて優しい味がします。
特に今年は、ロックダウンの中、皮肉にも
みんなが外に出たくてたまらなくなるような青空の日が続きました。
今年は、野菜もおいしいんじゃないかな。
農家の方まで足をのばすと、もっと美味しいものも手に入ると思いますが、
スーパのものでも、十分、美味しいです。
スーパで買ってきたものは、ほとんどがイギリス産で、ワクワクでした。
紫アスパラガスとSpring Greens というキャベツのような野菜
そして、イチゴ。
食べたら、イチゴの赤いジュースが飛び出てきて、プチパニックになるほど
みずみずしく甘いイチゴでした。
ロックダウンが宣言された直後のスーパー。。。
ロンドン市民にとって、トラウマになる、この風景。
このときのショックを経験した後だからこそ、
商品が元に戻りつつあるスーパーに、イギリスの美味しい野菜と果物が並んでいるのを見るのは、
格別の喜びがあります。
いっぱい、食べて、短い夏を楽しもうと思います