オホーツク清里町緑町の日々

一次補正の直後には二次補正は数兆円程度で秋になるなどと吹聴されていたのに、緊急事態宣言解除とともに発表された「令和２年度第二次補正予算案」。
なんと新規国債発行は３１．９兆円です。
一次補正成立の後、緊縮財政派や税制破綻論者はさかんに意見発表をしていましたがね。
大規模二次補正は難しいかなと思っていましたが、なんと安倍さん！やりましたね！
情報によると。積極財政派の議員連の提案や連休中に国民からの窮状の声を聞いた議員さん達の声が自民党を動かしたようです。もちろん安倍さんの支持率低下も関係しているかも･･･。
内容は、財務省や緊縮派にも気を遣って若干玉虫色にはなっているようです。
これを受けてさっそく緊縮財政派や税制破綻論者は「二次補正を全部使う必要は無い、今後のこともカンガエルベキダ」などと言い出しています。
でも、グラフの様に今回の国債発行は突出しています。
まだ決定してはいませんが、もし財政破綻が迫っているのならば、こんなことを言い出した途端に、金利は上がって破綻に向かい出すのでしょうがね。金利はまったく動きませんね。
たぶん、予算が通って執行されても破綻の兆候はまったく現われないでしょうね。
経済学主流派の方々は、いいかげんに現実を説明できる学問になってくださいよ。
社会科学の名折れですね。
ノーベル賞に経済学が入っていないのにはこんな訳が有ったのかも･･･。
欧米の知識人達は言っています「今世界は、好むと好まないに関わらず、意識しているいないに関わらずＭＭＴの政策をとりいれるだろう」と。
日本でも国民のなかにも議員さん達の中にも、意識してＭＭＴを取り入れろといっている人たちが多くなっているようです。