今日も朝から暑さが厳しいですね。長崎に原爆が投下されてから75年経ちました。この悲惨な出来事が風化されないように祈るばかりです。被災された方々、亡くなった方々、また先の大戦で亡くなった多くの方々に対しこの場をお借りしてお悔やみ申しあげます。

 さて、今朝のご紹介は、フィーリンの大御所、JOSE ANTONIO MENDEZ(ホセ・アントニオ・メンデス)のアルバムのご紹介です。
 いくつかのCDが今でも入手できますが、僕はこのアルバム気に入っています。彼の曲をキューバ の著名な歌手や楽団の演奏を集めたオムニバス盤です。 
 ELENA BURKE、OMARA PORTUONDO、PABLO MILANES、Orq.Aragon、Orq.Sensacion、等など。

 それぞれの歌手、楽団の実力もさることながら、やはり曲がいいんですよね。24曲収録されてますが、全曲いいと言ってのほどです。

 僕はJOSEのことは、何年前か忘れてしまいましたが、フィーリンを歌っていた歌手の方に教えてもらい、すごくいいなぁっと思って少しずつCDやレコードを買い集めました。その歌手の方には今でも感謝しています。

 念願叶って、昨年キューバ へ行ってきました。
 
 旧市街とセントロハバナの境い目あたりのホテル(テレグラフォという名前の素敵なホテルでした。)に滞在していたのですが、そのホテルのラウンジのレストランがとても気に入り、またハウスバンドによくリクエストしていました。
 帰国する前の晩も、そこで夕食を食べたのですが、リクエストする曲も尽きたなかで、お願いしたのがJOSEのLA GLORIA ERES TU という曲でした。
 
 演奏が涼しげな夜風と相まってとてもいい雰囲気を醸し出してくれました。また、現地の方々は皆さん、この曲を口ずさめるのですね。
 それだけ、この曲というかJOSEは愛されているということでしょうか?

 一生忘れられない素敵な晩になりました。

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