アメリカTier8課金重戦車『Chrysler K』簡易レビュー:癖はあるが十分活躍できる重戦車

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こんばんは、クレストです。

今日はアメリカTier8課金重戦車『Chrysler K』の簡易レビューをします。

 

長所

①昼飯の角度がTier8最強クラスに堅い

②堅い砲塔と車体上部装甲

③重戦車としては高めのDPMとAPCR貫通260mm

④Tier8重戦車中トップタイの照準時間の短さ

⑤全重戦車中トップ3に入る出力重力比の高さ

⑥総弾数が多い

 

短所

①後部砲塔・俯角6°で射撃し辛い

②単発火力が重戦車としては低い

③砲塔旋回速度が遅い

④大きな車体・高い車高

⑤車体天板・砲塔天板中央がTier8重戦車に強制貫通される

 

 

以下長所です。

 

長所

 

①昼飯の角度がTier8最強クラスに堅い

→本車輌の特筆すべき点。後部砲塔であるため、昼飯の角度を取れさえすれば同格重戦車のAPCRを完封することも十分可能である。(HEを撃たれるとそれなりにダメージを食らう。)Tier10戦車の課金弾も強制跳弾可能レベルには堅い。

 

②堅い砲塔と車体上部装甲

→砲塔正面は同格重戦車では貫通不可能レベルに堅い。キューポラも小さく、250mmから260mm程度の実装甲厚で、決して弱点とは言えない。車体正面上部は実装甲厚270mmから280mm程度あるため、昼飯の角度でなくとも十分弾ける。※対APCRを想定。

 

③重戦車としては高めのDPMとAPCR貫通260mm

→同格重戦車中比較的高い1901DPMと高貫通APCR(貫通・弾速:260mm・1181m/s)を持つ。

 

④Tier8重戦車中トップタイの照準時間の短さ

→照準時間1.9sとトップタイの値。(同率1位に『Caernarvon』。)精度も0.36mで良好だが砲拡散は良くないため、しっかり絞りきってから撃つべし。

 

⑤全重戦車中トップ3に入る出力重力比の高さ

→出力重力比が20hp/tと全重戦車中第3位の値であり(1位は『FCM 50 t』。)、地形抵抗値も悪くないため、すぐに30km/h程度で走れる。ただ最高速度は、前進・後退:35km/s・14km/sと重戦車レベルであり、頭打ち感が強い。

 

⑥総弾数が多い

→総弾数が100発と重戦車では群を抜いて多い。様々な弾種を多く持て、撃ち切りの心配がないというのは地味ながら立派な長所である。

 

 

以下短所です。

 

短所

 

①後部砲塔・俯角6°で射撃し辛い

→ちょっとした起伏で射撃できなくなり、逆に自分が車体下部を晒すことになるため、後部砲塔車輌以外とは別の車種であるという認識と慣れが必要だ。また基本は瓦礫や建物の陰で昼飯の角度で打ち合うことになるが、追撃の際に後部砲塔のため身を乗り出して撃ち幸い。仰角が15°あるため、若干装甲が犠牲になるが前のめりに仰角を生かして撃つことは可能である。

 

②単発火力が重戦車としては低い

→単発火力が320dmgと低め。自ら射撃しに行き辛い後部砲塔戦車であるため、敵から貫通されず射撃し続けられる体勢を維持することはとても難しい。ソ連重戦車『Obj. 705A』ルートのように単発火力があったほうが強いと思う。

 

③砲塔旋回速度が遅い

→砲塔旋回速度が24°/sと、Tier8重戦車中でも中位から下位の値である。本車輌が重戦車としては低単発DPM型であることを考えると運用しづらい要素だ。

 

④大きな車体・高い車高

→車体・砲塔ともに正面は堅いが、側面からは他の重戦車同様貫通されるので、被弾面積が大きいことは短所だ。

 

⑤車体天板・砲塔天板中央がTier8重戦車に強制貫通される

→車体天板・砲塔天板中央が38.1mmのため、IS-3やwz-111などの120mm砲以上を持つ戦車相手に打ち下ろされる状況はできるだけ避けたい。

 

 

総評

Chrysler K は、昼飯の角度での打ち合いが異常なほど強い、後部砲塔・低単発高DPM型重戦車です。

街マップでは建物と平坦な地形により部類の強さを発揮しますが、開けたマップではちょっとした起伏により射撃不可能になることも多々あります。

低単発火力であることも、できるだけ射撃回数を増やす必要があり、撃ち辛い後部砲塔である本車輌にとって地味ながら大きなディスアドバンテージであると言えるでしょう。

また照準速度は早いものの、砲拡散の悪さと砲塔旋回の遅さが狙撃を難しくしている点も見逃せません。

独特な本車輌を十分に扱うには、十分なマップ知識が必要だと言えるでしょう。

僕の Chrysler Kの評価は、C⁻ : 普通の車両⁻ です。

 

打ち合いに関して最強な本車輌の実力を最大限発揮するには、当たり前ですがいかに敵と撃ちあえるか、撃ちあいに来させるかが重要であると感じました。

 

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