こんにちは。
繊細な女性が
自分らしく幸せに生きるためのセラピスト
椋梨雅紀子こと
あっこです。
初めましての方は
こちらをどうぞ♡
沖縄に住むようになって半年。
場所にも暮らしにも
新しい仕事の形にも
ようやく慣れつつあります。
再婚してから夫と
お互いの過去の振り返りを
しょっちゅうしています。
夫の趣味のひとつに
映画鑑賞があって
私は離婚してからは
ほとんどDVDを観なくなっていたのですが
１０年ぶりに頻繁に観るようになりました。
先日は
「ワイルドライフ」という映画を観たんですが・・
（公式サイトはこちら http://wildlife-movie.jp/）
しばらくは2人とも
重苦しい気分でいっぱいになりました。
30代の若い夫婦と
14歳のひとり息子の
３人家族の物語です。
順調にいっているように見えた家族が
父の失業をきっかけに
あっという間に崩れていく。
そのプロセスを
息子の視点から描いた作品でした。
映画そのものに関しては
私たち2人とも
あまりいいとは思えなかったのですが
その後話せたことは
とても良かったです。
いつも観終わった後
彼と話すことで
その作品に関して
曖昧でぼんやりしていたところが
はっきりクリアになります。
なんとなく感じられていたことが
言葉にすることで確信になり
わかっていないところがどこかがわかり
なぜそうなのか
背景にも心が向きやすくなります。
元々映画はひとりで観たい派。
なぜかと言えば
言葉にできない感動をそのままに
そっと保って帰りたいから。
おしゃべりもしたくないし
日常にいきなり戻りたくないから
その感覚が共有できる人とでないと
一緒に観るのは無理。。
だから感じたこと考えたことを
言葉にする機会が
これまでとても少なくて
その分ぼんやりしていたんだと
思います。
映画好きな夫は
制作側に立って分析もするので
ただ受け手になっていた私は
ハッとすることが多い。
でも夫が
ただ客観的に分析するだけなら
私は絶対に一緒に観たくないでしょう。
彼は繊細に心も動くけれど
同時に観察もしています。
だから共に観られるし
話すこともできます。
私はあまり
過去は振り返らない方です。
夫は日頃から何度も
振り返って思い出して
考えたり受け取り直したりするので
付き合い始めた最初は戸惑いました。
その時は
自分も含め
みんな一生懸命だったんだから
それでいいじゃん。
それよりも今に集中して生きよう。
というのが私のスタンス。
（文字にすると軽いなぁ。
でもできるだけ軽く生きたいという
私の願いがあるんですよね。）
夫は
選択を間違わないように
過去から学ぼうとするので
離婚に関しても同じで
何度も吟味したり
遡って分析したりします。
離婚の時
その当時子どもたちが
自分たちをどのように見ていたか
自分やパートナーは
どんな状態だったのか
映画を通して色々思い出したのでした。
未熟だった若い頃の自分の思い。
辛い寂しい思いをしただろう子どもたちの様子。
今はもう知ることのできない
当時のパートナーの心境。
そんなことを思い出しながら
何時間もしゃべりました。
話すことで整理がつくかというと
そんなわけでもないのですが
苦い思いも噛みしめつつ
ああだったこうだったと話せるのは
本当に幸せなことだと
感謝しています。
再婚して良かったと思うことのひとつに
前の夫に対しての理解が
深まったことがあります。
全く違うタイプの人と再婚したことで
前の夫がしてくれていたことが
当時の私は
全く理解できていなかったなぁと
気づくことができました。
それは今の夫が
同じ男性として
前の夫の心境を推し量ってくれたからです。
悲しいほど
わかっていなかったみたいだ。
あれもこれも
愛情からの行動だったんだろうな。
でもそう気づいても
過去を後悔はしていません。
反省はしても
あの時はあれで
精一杯だったと言えるから。
私は今
話す機会をもらえています。
過去の振り返りが
今これからをもっと幸せに生きるための
土台となるように
もっと話していきたいなぁ。
そう思っています。
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この連載が終わった後
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ぜひチェックしていてください。
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