世の中をうしとやさしとおもへども
飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
.........山上憶良
万葉集の貧窮問答歌のなかの、貧窮生活を嘆く短歌です。
翻訳家 詩人ピーター・マクミラン氏による新聞連載で知りました。
実は、毎日を無為に過ごすじじぃも、空を飛びたい。
体力気力が衰え、近所を徘徊するだけなので、切にそう思う。
GoToに便乗しないのは損のようだけど、無料になるわけではない。
また、カラダを使うと、必ずあちこちが痛くなる。
だから自分の羽で飛ぶのではなく、飛行機に乗るでもない。
風船のように、空をふわふわと漂いたい。
中島みゆき作詞作曲の「この空を飛べたら」が好きだ。
特にこのさわりが▼
ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい
みゆき嬢の場合、憶良や不肖森生と大分違う状況のようです。
でも、人はだれも、空を飛びたいんだなぁ。
写真は巾着田上空です。
背中のプロペラ音がモノ凄いのでは......。
短歌(反歌)は、詩歌翻遊・星の林から(朝日新聞10月14日・毎週水曜朝刊掲載)。
現代語訳は、
世の中はいやなものだ 恥ずかしいものだと思うけれど、飛び去ることもできない。
鳥ではないのだから。
因みにマクミラン氏の英訳です。
In this sad world
I feel small
and miserable,
but I cannot fly away
as I am not a bird
201023
よく飛べるなあ。我輩は怖い。絶対イヤ。飛行機でもダメですから。
鳥以外のものが空を行くのはちょっと無理がある。
魚以外のものが水を泳ぐのもどうかと思う。
飛翔ができそうですね。ふんわり、ゆらゆら、
重力など存在しないような風に、優雅に。
映画「最高の人生の見つけ方では、ジャック・ニコルソンがパラグライダーで空を飛んで、夢を果たす話が登場します。
森生さまが「空を飛びたい」問題にどう取り組まれるか、ご報告楽しみにしています。
」
埼玉県西部は 山があり 空が広いためか パラグライダー基地が沢山あります
都幾川村には ひとっ飛び8000円 添乗員付き なんてのがありまして その気になりましたが 友じぃから引き止められました
着地する時が危険だそうです
プロペラ付は 下にいても相当な騒音です
背中に背負ったら 喧しいだけでなく 振動で大変だと思います
歌は下手だし爺だし 極楽は無理だし じじぃだし....
その映画 観ましたよ
ニコルソンはアバウト・シュミットが面白かった
フリーマンはドライビング・ミス・デージーが良かった
洋画には ストレージ・ストーリーとかウェイクアップ・ネッドとか 秋のソナタ 黄昏など 老人映画に名作が多いですね
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