結婚したり、実家を離れたタイミングで、自分があたりまえにしていた習慣が、意外と他の人と違ったということはありませんか?
私が結婚して驚いたことの一つにバスマットをあまり洗わないということでした。
私の実家は毎日洗濯物と一緒に洗っていたので、みんなそうしているとばかり思っていたのです。
でも主人の実家では1か月に1度くらいしか洗濯しない。
理由をきけば、「日光に当ててちゃんと乾燥させているから大丈夫」という返事です。
そこで、みんなどれくらいバスマットを洗っているのか気になって調べてみました。
バスマット使ってますか?
それでは、バスマットはなぜ使うのかとういうことから、考えてみましょう。
ふろ上がりに、濡れたまま脱衣所に移動したとき、体はバスタオルですぐに水気を拭くけれど、足元は濡れたままになっていませんか?
浴室内で体をきちんと拭いてあがっても、体温が上がり水分を含んだ足の裏は、床に触れることでペタペタしてしまいますね。
湿気は床板のためにもいいものではないですし、足裏がさらっと乾くと気持ちいいものです。
このように、脱衣所をできるだけ濡らさないために便利なのがバスマットですね。
バスマットはどれくらい洗っているの?
そんなバスマット、毎日洗っていますか?
それとも、月に1,2回?
調べてみると、洗う頻度はさまざまでした。
洗ったことがないという強者も!
では、なぜこんなに違いがあるのでしょうか?
頻繁に洗う派、あまり洗わない派にわけてその理由をまとめてみました。
いろんな考え方や環境の違いがあって、バスマットに対する見方が変わってしまいそうですよ。
わりとこまめに洗う派の意見
あまり洗わない派の意見
どちらのタイプも、実家(親)がそうしていたから、当たり前だと思っていたという意見が多くありました。
洗濯物とバスマットは一緒に洗う?
洗濯する場合にも、日常の洗濯物と一緒に洗いたくない!などの意見がありました。
手洗い派、単独洗い派
洗濯物と一緒に洗う派
水分と皮脂はカビの原因になります。
バスマットを洗わないことで困ったことになるとしたら、カビではないでしょうか?
カビの発育には栄養源、水分、温度そして酸素の四つの要素によって影響をうけます。
引用:東京都福祉保健局
マットには、水分や体からはがれた皮膚や皮脂、温まった部屋とカビが喜びそうな条件がそろってしまうのです。
カビが発生してしまってからでは、完全に取り除くのは難しいです。
発生しない工夫が必要ですね。
バスマットと便利グッズ
なるべくカビを発生させないためには、どんな工夫ができるでしょう?
- 乾きやすい素材を選ぶ
- 抗菌素材を選ぶ
- 敷いたままにしない(乾きやすい場所に置く)
乾きやすく抗菌の素材のバスマットを選ぶ
マットの素材はさまざまですが、抗菌繊維でつくられているものがあります。
もちろん、洗わなくても菌が発生しないというわけにはいきませんが、数日おきに洗う場合などにはおすすめです。
抗菌、防臭、速乾とうれしい効果がそろっているバスマットもあるのはうれしいですね。
人気の珪藻土マットは、おもしろいくらいすぐに乾くので水気が気になる場合はおすすめです。
珪藻土マットは段差のある場所で使うと割れることがあるので、平らな場所でつかってくださいね。
乾きやすい環境を作る
風呂上りや、次の人が使うまでの間に少しでも乾かしておければ、カビの危険も減りそうです。
すのこ状のマットの上にバスマットを引いておくと通気性も良くなります。
すのこマットをたたんでバスマット干しにできるものは、手間もかからず干せて便利です。
使用後のマットを掛けておく場所を作っておけば、使うたびに干せますね。
マグネット式のホルダーは、洗濯機に簡単に設置できるので、空きスペースを有効活用できます。
まとめ
それぞれの家庭に、長年の習慣や家族の人数など違いがあるので、これが正解というものはないと思います。
水気が残るとカビが生える、皮脂の付着は雑菌のエサになることを考えると、暑い時期や湿度の高い時期はこまめに洗うほうが衛生上よさそうではありますね。
便利なグッズを併用して、湿ったままにしない工夫をしておけば、洗濯の回数も減らせそうです。