展開は、間違ってもスローはないメンバー構成で、力勝負が濃厚。全て人気馬で決まるとは思わないが、持ち時計のない馬などは苦しく、大荒れはないと思う。
◎⑦コントラチェック(ルメール)
前に行く馬は何頭かいそうだが、その気になればこの馬が一番速い。3走前のターコイズSではテンの3ハロンを33秒9で入っての逃げ切り勝ち。スタートから遮二無二出して行く馬ではないが、行き脚さえついてしまえば、良馬場でこの馬のスピードについて行く馬は苦しくなるだろう。
この馬の得意なコースは、右回りの1600mから1800m。さらに、コーナー4回の良馬場であれば尚良い。今回はベスト条件。
負けたレースを分析すると、馬場が重かったり、距離が長かったりしたもので、決して能力が減退したものではない。
調教では、2週間続けてルメール騎手が跨がり、6ハロンから充分な負荷を掛けて追い切っている。リーディング騎手が、近走が不振な馬の調教にしつこく乗っているということは、何かしらの手応えがあるからに違いない。
秋のG1でこの馬に合う条件はないだけに、メイチで仕上げたはず。他の人気馬が56キロを背負うだけに、今回は好勝負必至。
馬券は⑦コントラチェックの単複。