アップグレードポイントについて:②おすすめの使い方(座席のアップグレード)
はじめに
ANAステータスの特典をいくつか紹介してきました。
その中の1つに、アップグレードポイントというものがあります。
今回はその仕組みと出来る事について記事にしたいと思います。
前回の記事で、アップグレードポイントについて説明しました。
flight-journey.hatenablog.com
今回は、そのお薦めの使い方を紹介します。
アップグレードポイントで出来る事
前回の記事でも書きましたが以下の3つになります。
①座席クラスのアップグレード
②ラウンジの利用
③アップグレードポイントからANA SKY コインへの交換
それぞれについて、メリット・デメリットを書きます。
今回は座席のアップグレードについて!
①座席クラスのアップグレード:◎おすすめ!
一番はやはりこれです。座席のアップグレード。
通常料金で購入した座席を、ランクの高い座席にアップグレードするものです。
国内線:通常席→プレミアムクラス 4ポイント
プレミアムクラスもなかなか優雅なので長距離路線にはお薦めです。
※短距離だと優雅さを満喫する前に着いてしまう。。
プレミアムクラスについてはこちら
flight-journey.hatenablog.com
通常料金と比較してみましょう。
安く買うと1万円なのが、プレミアムクラス正規料金だと3万6千円。。
手が届かないわけではありませんが、やはり少し高いですよね。
仮に差額2万6千円とすると、26,000円÷4ポイント=6,500円/ポイント
1ポイントあたり6,500円の価値になります。
国際線(ビジネス・ファースト):国内線よりもおすすめ!!
国際線だと色々と変わります。
(運賃形態もいくつかありますが。。)
一番お得感があるのは、ビジネス、ファーストへのアップグレードでしょう。
以下のポイント数が必要です。
ちなみにビジネス・ファーストを通常購入すると、以下の値段です。
(羽田-ロンドンの例)
エコノミーbasic:約20万円
プレミアムエコノミーbasic:約26万円
ビジネスfull flex:約64万円
ファーストfull flex:約140万円
ものすごい値段ですよね(特にファーストクラス)。
ビジネスはともかく、通常料金で買う人はあまりいないと考えられます。
そんなときにアップグレードポイントがあるとありがたいですよね!
ポイント当たりで見てみましょう。
エコノミー→ビジネス:10ポイント必要、差額約44万円
440,000円÷10ポイント=44,000円/ポイント
ビジネス→ファースト:20ポイント必要、差額約76万円
760,000円÷20ポイント=38,000円/ポイント
ぐっと単価が上がりますね。
国際線(プレミアムエコノミー)
国際線にはプレミアムエコノミーというクラスも一部あります。
(搭乗記についてはまた後日。。)
以下のようなポイント数が必要です。
上の例で同じように計算してみると・・・
エコノミー→プレミアムエコノミー:5ポイント必要、差額約6万円
60,000円÷5ポイント=12,000円/ポイント
差額が6万円でそこまで大きな壁ではありませんね。
その分、必要ポイントも少なめです。
番外編:エコノミー→ファーストへのアップグレード??
上の表で見せた通り、エコノミー→ファーストへのアップグレードは基本的にありません。
少なくとも1つ下のグレードのチケットを持っていれば、1つだけアップグレードできる、というイメージですね。
ですが、その「基本的」を打ち負かすことが出来る方法もあります。
それはステータスです。
ダイヤモンドステータスの人は以下の記載があります。
つまり、「2倍のポイント払えば好きなようにしてやるぜ」ということ。
・・・ダイヤモンドの特権でしょうか(少しイラっとしますが)
で、これを見てみるとこうなります。
(ダイヤモンド限定)エコノミー→ファースト:40ポイント必要、差額約120万円
1,200,000円÷40ポイント=30,000円/ポイント
ものすごくお得かと思いきや案外そうでもないですね(単価で見ると)
1ポイント当たりの単価でお得なのは・・・
上記で示した1ポイント当たりの単価でまとめてみました。
国内線:エコノミー→プレミアムエコノミー 6,500円/ポイント
国際線:エコノミー→プレミアムエコノミー 12,000円/ポイント
国際線:エコノミー→ビジネス 44,000円/ポイント
国際線:ビジネス→ファースト 38,000円/ポイント
国際線:エコノミー→ファースト 30,000円/ポイント ※ダイヤモンド限定
ということで、最もお得なのは国際線:エコノミー→ビジネスになります。
ただしもちろん、前提となる海外航空券の発券が必要ですので、
ひょいひょいと変える+使えるものでもありませんんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
次の記事では、お薦めの使い方を引き続き紹介しますね。
それではまた!