こんにちは。3月に入り、日毎に日差しは暖かくなっているものの、
続いて、今回のプログラムを簡単にご紹介させていただきます。
こんにちは。3月に入り、日毎に日差しは暖かくなっているものの、
続いて、今回のプログラムを簡単にご紹介させていただきます。
観光地全てにおいて中国の桁違いのスケールの大きさに圧倒されましたが、当時から教育に興味があった私にとって(まさに二人の子どもたちの育児奮闘中でもあったので)、北京大学の日本語学科の学生たちとの交流会がとても印象に残っています。第一に北京大学の広大なキャンパスに驚きました。構内南側は近代的な校舎、学生寮、お店が立ち並び、北側には未名湖という名の湖のある庭園が広がり、大学校内とは思えない静かな佇まいでした。この庭には清の乾隆帝の名残りがありました。当時交流した北京大学の学生さんたちは、現在、中国社会で重要なポジションにあり、日本と関わる仕事に就いていることを想像しています。
北京大学図書館
今、私のクラスに中国からの留学生が数人います。そのため、最近私が中国語を勉強し始めた話を以前FBでもしました。その留学生たちとはレッスン以外でも一緒に食事をしたりしてよく話しています。じつは先日、我が家で手作り餃子パーティーをやって、留学生たちと楽しい時間を過ごしました。ちょうど、この年頃の留学生たちは中国の「一人っ子政策」の子どもたちで、それぞれ、親との関わりが非常に強く、いつもプレッシャーを感じて育ってきています。そんな彼女らが日本で一人暮らしをしながら成長し、母国とは異なる価値観や文化に触れることで、日々成長しています。私は彼女らが大きな壁を乗り越えてほしいと願いながらレッスンで言葉掛けしています。私もヨーロッパに留学した経験があるので、その壁はよくわかっています。
2024 謹賀新年
本年もよろしく
お願い致します!
お正月の楽しみのひとつ、ウィーンフィルニューイヤーコンサート をようやく今日観ることができました。今年の1stフルートは、昨年11月にウィーンフィル が来日したときにインタビューしたリュック・マンホルツさんが演奏していていました。
フレッシュで楽しんで演奏されていましたね。インタビューでウィーンの音について彼が語っていたことがよくわかりました。このインタビュー記事は、『ザフルート』2月号に掲載されますので、お楽しみに。
ちなみにマンホルツさんが使っている楽器は、ヤマハのイデアルの銀製フルートです。
ティーレマンの指揮は構成がはっきりとしていてわかりやすく、低音を鳴らして厚みがあった一方、ワルツやポルカのウィーンのいい意味での緩やかさ、柔軟さが制限されているように聴こえ、少しばかりオケが硬かく聴こえました。ブルックナー生誕200年を祝っての選曲は驚き‼️でした。
ウィーンフィル も昨今、完全に世代交代の時代に入り、メンバーが変わってきました。外国籍の団員も増えているようでグローバル化されてきましたが、これからも伝統のウィーンの音を引き継いでいくことでしょう。
来年はお正月に賑やかにライブでおせちを食べながら聴きたいです!
岩下智子
こんにちは!フルーティストの岩下智子です。
ここでは私のアウトリーチ活動(練馬区区民コンサート)についてお話しさせていただきます。
私、岩下智子はフルート奏者として演奏活動をしつつ、音楽大学で後進の指導にあたっていますが、国内外で練馬区のアウトリーチ・コンサート活動に携わっています。これまでの活動は、日中交流(練馬区民親善訪問)として、中国北京大学で演奏(2011年)、区民コンサートとして、「ファミリーコンサート“みんなでドレミ”(練馬文化センター、2013年)」「クラシックコンサート(桜台地区区民館館、2015年)」「 AUTUMN FESTIVAL(光が丘 四季の香ローズガーデン、2016年)」「向山庭園コンサート」など、地域に根ざしたアウトリーチ活動を率先して行なっています。
今後も岩下智子のアウトリーチ活動にもご注目くだされば、嬉しいです!
こんにちは、フルーティストの岩下智子です。
先日、放送されたクラシック倶楽部の「マチュー・デュフォー リサイタル」を観ました。
デュフォーの演奏は来日の度に何度か聴いていて、毎回、圧倒されますが、印象は変わらず、集中力があり、とても丁寧に一音一音を紡いでいき、一曲入魂で精緻さが際立つ名演奏を聴かせてくれます。毎回、ピアノの浦壁さんも素晴らしい共演をされています。
番組のインタビューで、デュフォー曰く、
「美しい音とは感情が伝わる音です。ポジティブな感情もネガティブな感情も。ただ綺麗な音は飽きられます。人生と同じように、音も変化や柔軟性があってこそ輝くのです。音に気持ちを乗せることが大切だと思います。私が音楽を通して目指すのは「分かち合い」です。音楽を通して物語を語り、メッセージを伝える。人の心に響く演奏をすることが私の幸せなのです。」
@NHKクラシック音楽館より
演奏には人柄が表れると言いますが、デュフォーの演奏は真面目で、緊張感に溢れています。彼の人生もそうなのかな?とふと思いました。ご一緒にお食事をさせていただいたことがありますが、お箸を上手に使われていて、器用に日本食を美味しそうに召し上がっていました。
ひと先ごろベルリンフィルを辞めたと伝え聞き、(フルートをやめたとも!?) とても残念です。またその素晴らしい音楽を聴かせてほしいですね。