ジャイアントキリング大好き、げこくジョーです。
管理人の与太話第二弾。
なぜ自分が『下剋上』『ジャイアントキリング』大好きなのかの話。
まぁ。ほとんどの方には興味はないでしょうけれど（笑）
自分。ある時期まで『努力』を一切放棄してました。
努力しなくても。成績よかったんです。
小学校時代は学年トップでした。勉強せずとも。
（作文制作能力あったので児童代表あいさつ⇒同級生の互選で児童会会長やらされるのですが（笑）いずれにしても先生は作文用意しなくていいからラクですよね（笑））
中学校に入学し。「当然１番取れるよね？」と思っていたら。
最初のテストで８番。「あれ？」って。
ちょっとだけ頑張ったこともありました。でも最高は４番まで。
トップ３の壁は厚かった。でもまあいいやって。
２５０人くらいの規模。何もせずとも常時１０番の前後をうろうろ。
２年までは。３年も２学期になったら。どんどん落ちた。最後６７番まで落ちた。でも中間、期末といった学内テストと違って、模試は相変わらず１０番前後。
本当は地域１番校に行きたかったけれど。さすがに手遅れで。
でも面談で「その高校以外ならどこでも行ける」とは言われた。
だから２番手校にした。「行ける」言われたので高校受験勉強何もしなかった。ちゃんと合格した。
地域２番校への高校進学。
中学と違い当然、そのレベルの生徒しかいない。
入学直後のテスト。３番だった。
下から数えて。
３５０人いる中の、下から３番。
おまけに。英語と数学でクラス２冠達成。
もちろん「クラス内最低点」の２冠。
道化生活のはじまり。以後ポーカーフェイスで全部笑ってごまかしたけど。心中とても穏やかではなかった。中学まで優等生生活だったのが一転、劣等生生活になったのだから。
でも「それでいいや」と思った。自分は道化でいいと。
最初は部活から努力を始めた。
成績悪いのは誰にも迷惑かけないけれど。
人数足りなくて。コンクールメンバーになって。
実力のなさを痛感した。だからそこは努力をし始めた。
気づけば「部活だけ一所懸命のバカ」のレッテルが貼られてた。
担任にも「お前、行く大学ないな（笑）」と嘲笑もされた。
でも「それでもいいや。部活頑張ろっと。」って。
部活だけでも真面目にやってたからか。
２年になったら後輩から告白された。彼女ができた。
彼女ができたら。
それまでごく普通に仲良くやってたクラスの男子連中から、一斉に仲間外れにされた。
「いいよな。馬鹿でも女子が多い部活なら彼女できるんだもんな。」
あの言葉、今でも忘れられない。嫉妬。
それ以上でも以下でもない。
「うちの部活に来ればいいじゃんか？」と意にも返さなかった。
この嫉妬はすぐ終わる。そう思ってた。
ところが。嫉妬はどんどんエスカレートする。完全に読み違えた。
対応を間違った。いつまで経っても仲間外れが終わらない。
さすがにマズいと思った。考えた。
「仲間外れにされているのは、単なる嫉妬。でも自分に非がないわけではない。馬鹿だから、ナメられてるから嫉妬されるのだ」と。
ただ、英語と数学はもはや手の施しようがない。
いろいろ考えた結果。
「得意の歴史でいきなり１番取ってやろう。
そうすればナメられなくても済む。」
幸い中学でも社会科は勉強せずとも常に１番だったし。
日本史の先生は模範解答の横に「今回の成績上位者トップ２０」を毎度書いてた。
「ランク外からいきなり初登場第１位」ならば。もう馬鹿にされることはない。仲間外れも止むだろう、と。
クラスのみんなに「オレ。次の日本史のテスト。
１番取るわ。」と宣言。
馬鹿にされましたよ。みんな「ムリムリ（笑）」ってね。ちょっとだけ本気出しました。
９４点。初登場第１位。公約達成。
「ああ。ようやく仲間外れもこれで収まる。。」
とりあえずはホッとしました。
でも。それでは終わらなかった。
むしろ逆効果だった。
「お前、どうやってカンニングしたんだ？」
って。立派なおっさんになった今ならわかる。
その言葉が、冗談であることすらも。
クラスメイトは、自分には「馬鹿のままでいて欲しかった」のだ。見下す対象でいて欲しかった。
「彼女ができたことへの嫉妬」にプラス、「有言実行されたことへの嫉妬」が加わった。
完全に読み違えた。１位になっても仲間外れは終わらなかった。
１週間真剣に考え。一つ決断をした。とても悲しい決断。
彼女の親友の後輩に、とにかく詰め寄られたねぇ。
「ジョー先輩！なんでなんですか？！！」
言えませんよ、そんな理由。
一つ言い間違えたら。
「せっかく好きになってくれた彼女が悪い」
ってことになっちゃう。それでなくても
大きな傷を負わせてしまった彼女の心に
さらに塩まで塗り込むことにまでなっちゃう。
「理由はどうしても言えない。言えないけれど、自分が全部悪い。彼女は何も悪くない。」とだけ。
篠原さんや大森さんの気持ち。
痛いほどによくわかる。
「何もできてない。」
「自分にムカつく。」
おんなじ気持ちだった。
情けないことだけど。人のいない所では泣いた。
自分の不甲斐なさが本当に悔しかった。
彼女にもとても申し訳ない気持ちで一杯だった。
本当に悔しかった。腹が立って仕方なかった。
こんな決断をしなければならなかった自分に。
面白いことに。彼女と別れた話が人づてに伝わったら。
あれだけ執念深かった仲間外れがまるで、
そんなことなかったかのように収まった。
それにもすんごくムカついた。
これで終わり、なかったことだなんて、とてもじゃないけれど
自分の気持ちが収まらない。
もう一度考えた。
そうか。みんなが依然として馬鹿だと思っているのならば。
最後にみんなに吠え面をかかせればいい。
どうしよう。そうだな。勝手に嫉妬して。
下を見て安心してるヤツらが大学現役合格できるわけがない。
そんなヤツらはどうせ浪人するだろう。自分は絶対、大学に現役合格しよう、と。どうしても。
目に見える形で復讐したかった。
ただ。人を傷つけるとか暴力ではなしに。
馬鹿だと勝手に思うなら。
「やだなぁ。本気出してなかっただけなんだよ？（笑）」という、
グウの音も出ない『結果』を叩きつけてやればいい。みんなが最後
「やられた。。あの馬鹿に追い越された。。」
となればいい。それには。
結果を出すための努力をするしかない。
こういう汚い気持ちを表面に出さないまま。
普段の生活は今まで通り、にっこり笑顔の対応のままで。
陰でこっそり。含み笑いをしながら、日々、刀を研いでいきました。
日本史はその後「勉強するコツ」が掴めて。
以降３番より下には落ちてません。
でもその頃はどうしても１番でなければ気が済まなくて。９１点で
２位の答案用紙も、ぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱にポイです。
かと思えば。英語は赤点でも相変わらずヘラヘラ。
『日本史』という名の刀１本を、丹念に研いで、斬れ味を磨くことを中心に考えました。
・・・あとでクラスメイト全員のクビをバッサリはねられるように。
部活も引退し。２学期の中間試験は９４点で２度目の１位獲得。
でももうその頃には、１位ですらも納得できない。
「満点であれば、他にも満点がいようと
絶対１位。だから満点取るしかない！」
どんどん刀を丹念に研ぎました。難関私立大学用の参考書も買いました。日本史の問題全問バッサリ斬れるように。
期末試験。これが学校最後、ラストチャンスの中間期末試験。
やっと満点取れました。
難関私立クラスの問題が２、３問混じっていたテストを
全問、撫で斬りにしました。
中間期末は、センター試験より難しいんです、満点取るの。
その頃はもう問題の難易度構成まで全部わかっていたので。
センター試験は「満点取って当然」と、自信を持って受験し。
もちろん「当然の如く」満点でした。
残念ながら、英語は相変わらず偏差値２９号でしたが（笑）
でも。センター試験の順位は校内４１位まで上がれたし、何よりも大学合格への戦略のメドは立っていました。
センター試験は、自分にとっては「実戦さながらの調整」の気持ちで受験してました。
高校のみんなが目指す地元国立大学と偏差値的に変わらない、ともすればちょっと上の、東京の私立大学。そこを本命に。
今は『赤本』ってあるんですかね？本命大学の赤本を買って。
５年間の過去問をやって。
偏差値がどうであれ「１８５点取れれば合格」なので。
国語６０、英語４０、日本史８５点を目標に。
センター試験で、やはり英語がどうにもならないので。
国語６０、英語３０、日本史９５点に目標修正して。
みんなムリだって言いました。
担任にも。「お前そこはチャレンジ校じゃないか？滑り止めは受けないのか？」と。事実、偏差値的には５～７くらい足りませんでしたね。
でも自分は「偏差値は関係ない。自分がきっちり
１８５点取ってくればいい。」と思ってたので別に気に
してませんでした。校風の気に入った「行きたい大学」でしたし。
自分は思うんです。
『ねだるな、勝ち取れ。
さすれば与えられん。』と。
みんなの吠え面、今でも忘れられません。
もちろん校内、特に職員室内は大騒ぎだったそうです。
任務を完了した自衛官のような気持ちで。
晴れ晴れとした、清々しい気持ちで高校卒業できました。
彼女を振らなければならなかったこと、それは自分にとっては
とても不幸な出来事で。でもその不幸は自らが招いたもの。
「それまでの自分の努力不足」。
なんというか。そこは今でも元カノにはやはり申し訳なくて。
でもその屈辱があったからこそ、
自分は臥薪嘗胆できた。
本命大学の現役合格をきっちり持ち帰ってきた。
その結果には誇りが持てます。
コレ以来ですね。「何度転んでも、這いつくばってその場では泥水啜ってでも、必ず最後には這い上がってやろうじゃんか？！」と思ったのは。
これが自分の、人生最初の
『ねだるな、勝ち取れ。
さすれば与えられん。』
人間やっぱりどこかで「悔しい！」と思わないと、
なかなかどうして頑張れません。
努力いうものは他人に促されてやるものではない。
心から「自分はまだまだ努力をしないといけない！！」
そう思わないと、なかなかできるものではないと思うのです。。
で。彼女たちは今多分、あの当時の自分とおんなじ気持ちだと思うんです。「今がチャンス！」とやる気になっていると思います。自分もそう思うからこそ。カップリング曲を歌わざるを得なかったメンバーには、乗り越えるでも壊すでも、とにかくなんでもいいので「壁のその先へ、行け！」と、自分は強く思うのです。
下剋上、上等ですやん?!
掴み取ってきましょうよ！
You know we are free, so fly with me
ここじゃない 未来まで
We'll reach our dreams through the haze
摑み取れ この手に Glory Days
Wow Wow Wow Wow
なんで自分が 何の為に
背負いたくない期待を
何度背負って 何度逃げて
分かり始めていた
言い訳が また上手くなってく 理由
の 言い訳は もうきっと出来ない
You know we are free, so fly with me
ここじゃない 未来まで
We'll reach our dreams through the haze
摑み取れ この手に Glory Days
One day we will see, we're meant to be
もう今 迷わない
We'll rise to shine and feel the praise
駆け抜けろ 僕らの Glory Days
Wow Wow Wow Wow
全部時代の せいにしても
重い気分晴れなくて
全部人の せいにしても
涙止まらなくて
自分らしさは 鏡に映らない
背中に出るものだから
君がそばでずっと 僕がどんな
馬鹿かって 教えてくれよ
明日さえ 何も見えないのは
今が 輝いて 眩しいせいさ
You know we are free, so fly with me
ここじゃない 未来まで
We'll reach our dreams through the haze
摑み取れ この手に Glory Days
One day we will see, we're meant to be
もう今 迷わない
We'll rise to shine and feel the praise
これからが 僕らの Glory Days
正しい答えは どこにもないくせに
複雑な問題はどこかでまだ
生まれて
だけどまだ それを解く ヒントは
ほら溢れている
あの笑顔 あの言葉 胸に刻んでる
You have reached my heart in many ways
伸ばしたその手の
One day we'll see, we're meant to be
ほんの少し先に Glory Days
You know we are free, so fly with me
ここじゃない 未来まで
We'll reach our dreams through the haze
摑み取れ この手に Glory Days
One day we will see, we're meant to be
もう今 迷わない
We'll rise to shine and feel the praise
駆け抜けろ 僕らの Glory Days
多分自分は誰よりも、カップリングメンバーの皆さんの
悔しい気持ち。臥薪嘗胆しようとする気持ち。
勝ち取ってやるんだ！という気持ち。
汲み取れてるんじゃないかな？ とは思ってるんですが。。
余談。
元カノとは１０年前かな？職場が関係して偶然再会し。
彼女はまだ先輩と慕ってくれ。リアルでまた友達になった。
今でも楽器を演っていて。その後アンサンブルコンテストで
全国大会出場するまで彼女も大きく成長し。
今はライブ活動メインで活動、いっつもライブを聴きに行ってる。
自分のＦＢ上でも繋がっていて。
このこと包み隠さず全部書いた。彼女の名前を伏せて。
文章の最後に。「ありがとう。」って。
一つの大きな失敗も。その後しっかり自分がリベンジできれば。
後できちんと挽回も逆転も汚名返上もできる。
だからみんなも心配しなくてもいいんだよ。
今やるべきことをしっかり前を向いてやればいい。
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