戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

ピザを食べずしてブラジルは語れず!奇グルメガイド

内容

 

Bom dia

はじめにことわりと言い訳を。遡ること10年以上、カメラ記事での書いたんですが、今のようにメモリーカードの容量もないし、SNSも今ほど身近出ない時代。自分でも驚いたけれど、食事の前に料理を撮る習慣など僕自身にもなかったようで、いくらさがしても写真が見当たらなかったです。人と風景ばっかり。その頃、ブログ書くとも思ってなかったのもあるけれど、なので今回も純読み物としてお願いいたします。

アメリカのピザはピザにあらず?

なかなか突拍子もないタイトルですが、僕も意外でした。このストーリーの始まりはある日にアメリカの大学寮のカフェテリアでピザを食べながらCacoが

Caco「アメリカ人はよくもこんな不味い(実際にはs⚫⚫t)ビザを作れるもんだ。逆にこんなピザの作り方を教えてほしい」

僕「まぁ美味しいとは言えないけど。ブラジルのピザはうまいのか?」

Caco「ブラジルのピザは世界一だ」

僕「それは言い過ぎやろ、それにピザはイタリアやろ。」

Caco「いや、イタリアのもうまいかもしれないけど、ブラジルのが一番。ブラジルに食いに来いよ。」

僕「行った時は必ず食べてみるよ。」

その時は、ブラジリアンピザを食べる日がこんなに早く来るとは思ってもみなかった。

いざ世界一へ、イタリア超えなるか。

どこの国の人間も何か特産品があれば「うちが世界一だ」、というのはお決まりのパターン。世界を歩きまわるとそこかしこでBest、 Best、Bsetの嵐。とりあえず、はい、今僕はブラジルにいるのです。世界一のピザとやらを食べさせていただきましょう!

そして、いざCaco家行きつけのピザ屋へ。ここも写真を撮っていたと思ったのですが、ない(-_-;)すみません。サンパウロのどこかであることは間違いない(わかるか、って突っ込んでください)。ほんと今なら地図アプリにピンつけたりしてるはずなのに。もう一つ言い訳すると、この時はまだほんとこれから出てくるピザに期待をしていなかった、ということだろう。

店内は典型的なピッツァリアって感じ。メニューを見るも僕はよくわからないのでCacoの家族におまかせ。出てきたのは、ソーセージの乗ったピザ(カラブレーザというソーセージらしい)、キノコのピザ、数種のチーズピザそしてブラジルいえば肉!のピザ。本番イタリアのナポリピザのようなものではなく、どちらかといえば日本の宅配ピザのクリスピー生地くらいの薄さのもの。大きさは約直径25cmといったところ。アメリカの分厚いパンピザとは違います。

見た目は日本人には見慣れたかんじ、でもね、ひねくれものの僕にブラジルのピザは世界一と宣っておられたんですよ。ハードルは上がってますよ。

で、結果は、、、ウマイ!世界一かはさておいてどれもウマイ。特に印象に残っているのは特に肉のピザとチーズの2枚。カリっとした生地に肉汁たっぷりの具との相性が抜群。決して日本人の大好き「歯がいらない」ような柔らかい肉ではないけれど、これぞ肉っていう噛むほどに味がでる肉。食った~っていう満足感がありました。

チーズはそれぞれのチーズの味の違いは僕の凡庸な舌ではわからないが、同じくカリカリの生地に溶けて混ざりあったチーズが最高のハーモニーを奏でていた。さすがに肉のくにであり酪農の国。世界有数の生産大国に(後述するが)イタリアやドイツからの移民の技術が融合した国のだから成せる仕事なんだろう。

Caco「どうだ?」

僕「確かにおいしい、アメリカのピザよりもずっと好みだね。でも世界一かはイタリアに行ってみてからでないと、どうとも言えないな(笑)」

C母「私はイタリアでピザを食べたけど、断然ブラジルのピザが上よ。」

思い返すと、食のプライド世界一のイタリア人が隣席していたらひと悶着あってもおかしくない発言(笑)

大地と移民の融合

後に調べてみると、ブラジルはイタリア系移民とドイツ系移民が非常に多い。特にサンパウロ第一次世界大戦前に150万人のイタリア系移民の流入があり、今に至っている。そう言われたら、ピザがおいしい理由も肉文化もうなずける。中国からきて日本食化したラーメンと同じく、ピザもイタリアから海をわたり、同じイタリア系移民によって風土にあったものに変化したんだろう。

イタリアにちなむといえば、コーヒーもそうだ。ブラジルでは僕の訪れた範囲では食後のコーヒー等もエスプレッソが一般的だった。当時の僕は日本、アメリカでの生活でコーヒーといえば、200mlくらいのコーヒーカップに注がれてやってくるもの、と思っていたのでエスプレッソカップがやって来た時には少し驚いた。僕にとってエスプレッソ初体験だった。ピザにエスプレッソ、僕の本格イタリアンデビューはブラジルなのだ

味覚や好みは十人十色なので、僕の好みを押し付けるつもりはない。とりあえず信じるか信じないかはあなた次第。でもぜひブラジルに行った際にはピザも選択肢の1つにいれてみてはいかがでしょうか。

To be continued

 

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 撮っていたのは食後の集合写真だけ(涙)


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