塔ノ岳(とうのたけ)・丹沢山 ソロ登山

塔ノ岳、丹沢山カバー アウトドア

そろそろコロナ禍の新しい生活にも慣れてきたので、ぼちぼちと体力測定+リハビリでソロ登山に行ってきました。

目標ルート:大倉登山口~蛭ヶ岳の3ピーク縦走

目指す先は、塔ノ岳(とうのたて:1,491m)、丹沢山(1,567m)から、丹沢山系の最高点、蛭ヶ岳(ひるがたけ:1,673m)で体力測定、筋力測定を兼ねての登山です。

登山をはじめたころから数えると、コースは違えどたぶん3回目になるので、勝手知ったるホーム・マウンテンかもしれません。
登りの傾斜もきついとこもあるし、通称「バカ尾根」と呼ばれる大倉尾根の下りは、左ひざに爆弾(古傷)を抱えている自分は十分な時間的な余裕が必要です。
なので、今回は自宅を 04:30 に出発し、駐車場には 06:00 前に到着しアタック開始しました

朝の 06:00 だと残念ながら、秦野ビジターセンター(秦野戸川公園の大倉駐車場)の有料駐車場は閉まってました。朝は 08:00 からでした。

YAMAP の記録

YAMAP の活動記録

04:30  地元をマイカーで出発
05:50  駐車場到着(ご近所の庭を駐車場に貸し出してる方のところでした。500円/日)
06:11  アタック開始(駐車場)
07:27  駒止茶屋
07:43  堀山の家
08:35  花立山荘(10分休憩:軽食)
09:17  塔ノ岳山頂
10:17  丹沢山山頂(お昼・折り返し)
11:46  塔の岳山頂(休憩)
12:24  花立山荘
13:04  堀山の家
13:22  駒止茶屋
14:56  大倉登山口
15:01  駐車場(車の中で着替え)
18:00頃 地元へ戻る(高速が事故渋滞・・・)

【スタート】大倉登山口

大倉登山口(丹沢大山国定公園)

まだ早朝の 06:00 でしたが、4~5組ぐらいのソロ/パーティの登山者が次々と登りはじめてました。もう、山のふもとは秋の風ですね。

登山口(残り6.4km)

国定公園入口(?)すぐの二股の左側、緩やかな上り坂をのぼります。写真をよく見ると電柱に「発砲注意」って書いてますね・・・鳥獣保護区じゃないんだっけ?

序盤の登山道

序盤は緩やかですが、狭い道をテクテク上ります。周囲は杉林で、写真だとスターウォーズのEP5(?)ようにも見える。

大展望コース(巻き道)、たぶん大展望

10分ほど遠回りになりますが、大展望コース(巻き道)をはじめて通りました。ここが大展望なのかわかりませんが、相模湾までくっきり見えます。

大展望(?)から1分ほどで、キャンプ場

大展望から1分ほど進むと、キャンプ場(?)がありました。国定公園内なので焚火は厳禁ですが、ソロ?キャンパーらしきテントがありました。早朝なので静かに通り過ぎることにします。
ここからは、しばらく平坦な道が続くので、森の中を歩く気持ちよさが満喫できます。

見晴茶屋+見晴らし

平坦なところを抜け、登りはじめのところで「見晴茶屋」が出現します。さきほどの大展望と同じ方向ですが、天気がよかったので遠くまで見えました。
ちなみに、左側のウッドデッキはなぜか、土禁でしたw

木道

このあたりから、こういった木道が現れます。木道は人が踏み荒らした山道の植生を回復させるために設置されているので、できるだけ木道の上を歩きましょう。
といっても、木道は人一人分しか道幅がないので、すれ違う際は木道から降りるしかないですが。

堀山の家

堀山の家が見えてきました。以前はこの壁に伝説の歩荷(ぼっか)「丹沢のチャンプ」さんの張り紙があったのだけど、なくなってました。もしかして引退をされたんじゃ・・・
ここからの、登りがきつい・・・

花立山荘

堀山の家からの、緩急はあるものの延々と続く登り+ほぼ階段状です。途中で、左ふくらはぎがツリ、だんだんと階段で足が上がらなくなってきました。完全に筋力が落ちてしまってますね。

なんとか進むと、大きく空がひらける場所に出ます。そこが花立山荘。
時刻が 08:30 ぐらいだったので、オープンの準備が始まってました。以前は上の写真で、右手の下のところにトイレがあったのですが、小屋の奥側にきれいなトイレが新しく作られてました。
そういえば、いつ以来なんだろう、ここに来るのは。

ここで、シャリバテ気味だったので、軽食のプロテインバーをモグモグ。

塔ノ岳 山頂(往路)

塔ノ岳山頂

花立山荘から、登ること40分。 09:15 に、第一目標の塔ノ岳山頂(1,491m)に到着です。さすがに山頂にはチラホラしか人がいないですね・・・
やっぱり、まだまだ新型コロナで自粛が続いてるんでしょうか!?

到達したものしか見れない景色(の一端)

少し雲が出てしまったけれど、丹沢の山並みと日差し、空の青色がいいコントラストになってました。登山の醍醐味ですな。
一息ついて、丹沢山を目指します。

赤い赤いもみじ

丹沢山に向かう道中、緑の中にひときわ目立つ赤く色づいた紅葉がありました。
新型コロナの自粛で季節感がなくなってしまっていたけど、自然は何事もなくうつろっていくんだなぁ。

竜の馬場

丹沢山までは、アップダウンはあるものの基本は稜線を渡っていくので、左右は開けたところを歩いていきます。個人的には、この稜線歩きが一番好き。

眼下に広がる、山並み

雲が晴れて、日が差すと眼下には壮大な景色が・・・
これでも、ここは神奈川。

丹沢山 山頂

丹沢山山頂

塔ノ岳山頂から約1時間で、丹沢山山頂(1,567m)に到着。
10:30 ぐらいだったけど、さすがに腹ペコなのでお昼ごはんです。といっても、コンビニおにぎり2個だけ。思いのほか体力を消耗していて、ホットケーキパンは手が出せなかった・・・

本当なら、蛭ヶ岳まで足を延ばしたいところだけど、往復で+3時間ぐらいになるのと、やはり左ヒザの爆弾が気になるので帰路につきます。家に着くまでが登山ですからね。

絶景かな

塔ノ岳山頂への戻りみちも絶景です。上り返しの道が見えるけど、これから歩く山道が遠くまで伸びているのをみると、ワクワクすっぞ(悟空風)

塔ノ岳 山頂(復路)

11:45 頃に、塔ノ岳山頂まで戻ると「蜜」でした。
コロナ前よりも多い気がする・・・コロナで逆にアウトドアに火が付いた人もいるからなぁ・・・

孫仏まつり

本当なら5月に実施されているであろう、「孫仏まつり」が行われてました。着いた時には、ほぼ終わっていたけど。
にしても、塔ノ岳山頂の山小屋は「尊仏」なのに、お祭りは「孫仏」なのはなぜなんだろう?

下りの大倉尾根(バカ尾根)で、やはり、左膝の爆弾が少し爆発しました。ストックに体重をかけながらでも、次々と追い抜かれながらなんとか無事下山、無事帰宅することができました。

やはり、体力も、筋力もかなり落ちてしまってますね。特に筋力は相当落ちてしまってます。今まで登山で、足が上がらない、上げるのが辛いと思ったことがなかったのに、何度も足をとめてしまいました。それに気力も少し落ちてるかも・・・

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