夏の始め、カルガモ親子の引越しのニュースをよく見かけます。
私が散歩する公園にも、毎年カルガモの親子を見かけますが、今年も沢山います!
この公園は、この浅い池の隣に深い池があるので、多分、引越しは隣の池だと思うのですが…
それとも1キロくらい離れた川に引越しなのかしら…?
お引越しは、途中いろいろな難関が待ち構えているそうで、
蛇に食べられたりとか、
カラスに食べられたりとか、
縄張り争いでいじめられたりとか、
先日、テレビの番組で取り上げられていました。
もう、可哀想で胸が張り裂けそうでした。
そんな中、こんな本を見つけました。
「かもさんおとおり」
文絵・ロバート・マックロスキー
訳・わたなべしげお
福音館書店
勿論、鴨さんのお引越しの話です。
これは、日本では1965年発行のロングセラーのほんですが、元々はアメリカで1941年に発行されています。
すごーく古いお話なんです。
かもの一家が、川から公園へ引越しです。かもたちは1列になって町の中を歩き出しました。さあ、たいへん! おまわりさんは自動車をとめて交通整理。パトカーまで出動です。
最後は無事に川に到着しますが、鴨がイキイキと描かれていて、80年近く経っても、鴨さんのお引越しをみんなで協力する姿は変わらないんだなーと微笑ましく思いました。
私がよく行く公園は、カラスをよく見かけますが、人も沢山いるので鴨も安心なのかもしれませんね。
どうか無事に大きく育って欲しいです。