あの~ぅ、ハナ、出てるんですが… | 90才からのおフランス生活

90才からのおフランス生活

4年前に母を引き取り、フランスで介護しているAC(アダルトチルドレン)のもんこです。
過去の『歪んだ』関係を引きずりながらも、日々退化してゆく母うさこさんを支える毎日です。

 

母とは毎日、近所のスーパーへ出かけます。
小さすぎず大きすぎずの程よい店なので、
買い物も比較的便利にできる場所です。
それこそ天気が良くても悪くても、
暑くても寒くても、
雨でも雪が降っても、
基本毎日行きます。
たぶん母は日本にいたなら、こんな日には外には出ないだろう、、、
という日でも出かけるのが日課です。
でないと、家の中にいるだけでは
母は大して体を動かしてないデスからね。
それに、ただの散歩というだけでなくて、
スーパーって 大層な刺激が詰まった所なので
買い物と称しても、行く価値は大きいのです。
野菜、果物、肉、魚からはじまって、
ドライフルーツ、クッキー、チョコレートなどなど、
目で見て、『欲しい』と感じるって
生きる上で すごく大切な事だと思うんですよね。
 
 
 
       ダイヤグリーン
 
 
 
コロナ騒動が始まってからは

外出禁止中でも 許可証持参で、

一番人の少なくなりそうな昼すぎの時間帯を選んで

買い物に出かけるようになりました。

もちろんマスクは着用必須です。(でないと罰金が課せられます。ムカムカ)

母は 私が買い物している後ろをついて回ることも多いんですが、

調子のいい日は一人で勝手に歩き回って

出口の椅子などに座って待ってたりします。

今日も レジを終えた私がそこへ行くと、

母が先に待っていたんですが、様子がオカしいのです。

なんだかプリプリしてました。

聞くと、どこかの知らないオバサンが来て、
マスクを指して言ったらしいです。
「鼻が出てたらイケない」
言葉がわかんなくっても、
その位は何のことかわかりますよね。
見たら確かに、母は「苦しい」とか言って、
マスクを下にずらして下げていました。
私も気がつくと注意はするんですけど、
見てないとすぐに下に戻してしまうのです。
「そりゃ感染予防のマスクなんだから、
鼻が出てたらマズイよねぇ」
そう言っても、母は何が悪いんだか全然理解不能な顔して
相変わらずイカっておりました。
まぁ どこの世界にもお節介な人っているけど、
今度はそんな事で
母のご機嫌を直すのに
えらく苦労したという午後のお話でした。。
 
 
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