アルコール依存で激やせした一人暮らしの高齢者を食事が変えた! | 高齢者の見守り対策と健康レシピの生活情報ブログ

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奥さんを亡くした73歳の男性が、心理的な原因で「老人性うつ」となってしまいました。

 

さらにアルコールの量が増えて、食事を食べなくなり激やせしてしまい、いまだ立ち直ることが出来ずに精神科医に通院しています。

 

心配した息子さんが、食事を食べられるように工夫した料理によって、少しずつ食べられるように変化した料理を紹介します。


身近な高齢者の料理として参考になれば幸いです。

73歳の高齢者が喜んだ食事トップ5!

  1. シャーベット
  2. 煮込みうどん
  3. 卵がゆ
  4. 煮魚
  5. ドリア

とても意外だったのは、ドリアです。

味が濃いので、食事の味がわからない高齢者もわかりやすかったのです。

一番のおすすめが意外なシャーベット!

食事の量が減って、体重が激減

家族やみんなが心配して何か口にした方が良いと言うけれど、高齢になると嚥下障害などの原因で「何も食べたくない」さらには、口に入れても「飲み込めない」という人もいます。

私の父がまさにそうでした。

そんな時、かかりつけの内科で高カロリーの飲み物をいただいたのです。

 

食事がとれなくても、とりあえずこれだけはと思って飲ませることにしましたが、高カロリーな上にバニラ味は父もなかなか飲みにくいようでした。

そんな時、この飲み物を凍らせてみたのです。

そしてシャーベット状にして父に出したら、おいしく食べることが出来たのです


これを機に、このシャーベットに果物を混ぜたり、レモンを振りかけたりして味を変えながら、カロリーを摂取して体力をつけることを目標としました。

継続することで体調も少し良くなりました。

 

そして少しずつ他の食事を食べることが出来るようになったのです!

始めは煮込みうどんやおかゆなど好きなものを中心に出していましたが、ドリアが好評だったことにびっくりです。

味が濃いこと、また野菜などをおいしく食べることが出来るということで、いろいろなものを入れて作ることが出来るようになり、食事のレパートリーが増えました。

そのレシピと味を濃くしたら喜んで食べた!

高カロリーの飲み物はいろいろな飲み方が出来ます。違和感なく飲める人は缶を開けてすぐに飲み干せば簡単です。

飲みにくい高齢者は、単純にそれを凍らせてシャーベット状にして食べてるのがおすすめです。

 

もう一つのおすすめが、氷を「かき氷」のようにして氷の上にかけて食べると、また別のおいしさがあります。

ドリアの場合は、始めは食べやすいように、柔らかい野菜を中心に入れていました。

本当はご飯を入れたかったのですが、ご飯はのどに詰まりそうだということで、避けました。

しかしドリアも食べられることがわかると、いろいろなものを入れるようになりました。

ご飯を少なめから始め、鶏肉なども入れましたね。

また柔らかいものが良いというときには、牛乳や生クリーム、そしてチーズを多めにしました。

高齢者はドリアといったものはあまり食べなれないし、好きではないのかなと思いましたが、そうではありませんでした。

いろいろなものを入れれば、いろいろな栄養を取ることが出来る。またチーズなどを使用するので、少量でも高カロリー食事なのです。

また味を濃くすれば、味覚の鈍った高齢者もおいしく食べられるのです。

さらにチーズで具材がまとまるので、むせずに上手に食べることが出来るので良かったです。

今後おすすめの料理

今後は、煮物を作ってみたいと思います。
柔らかいし、野菜が中心。また父には味を濃くすると食べやすくなると思っています。

さらにそこにおからパウダーや煮干しパウダーなどを振りかけると、さらに栄養価は高くなるのではないかと思います。