1時間足ダウ目線実践編 その参 補足
先日アップした記事で、説明不足な所がありましたので、補足したいと思います。前の記事に足すと、見逃す人が居るかと思い、追加記事にしました。
~ブレークアウトエントリーの損切~
前回の記事では、1hダウ目線は下でしたが、思うような戻しが無く、最終的には安値のブレークアウトでエントリーする形になりました。
このようなエントリーは後から見ると簡単ですが、リアルでは、なかなか入りにくいものです。特に、
損切りが遠くなってしまい怖い
という人も多いかと思います。しかし、元々ブレークアウトでエントリーする、という事はどういう事なのでしょう?
~ブレークアウト=値段が走る期待~
ブレークアウトに期待する動きは、今までレジスタンスやサポートになっていた場所が破られる事により、損切などを巻き込み大きな値動きを起こす事です。
という事は、逆に考えればブレークしたのに値段がなかなか走らない、と言うのは既に予想と違ってきてます。
ブレークアウトは、相場心理的な意味合いで、騙しとなって逆に値段が動くことも多々あり、それ故おっかないと思ってしまう人が多いと思いますが、ここで大事なキーワードはずばり
時間
です。
今回の場合、5m、15mレベルのブレークアウトのエントリーならば、
時間足確定でどうなったのか?
1h足のブレークでエントリーした場合は、
次の1時間で値段がどれだけ動いたのか
もしくは
15m足数本で思った方向に動いたのか
と言う見方でブレークアウトエントリーが成功するのかどうかを、判断するのが実践的です。
損切や撤退の概念には値段と言う縦軸だけではなく、時間という横軸もあり、特にブレークアウトエントリーの場合は、時間の考えが重要です。
そのような視点で考えると、今回のようなエントリーで、損切を1hレベルの高値に置くというのは、おかしな事になります。
ブレークアウトしたのだから値段が走らなければならない
と考えれば、現実的な損切ポイントは1h足の高値あたりになり、思っていたより近い場所に損切が置けますので、ブレークアウトエントリーだからと言って、怖がる事も少なくなるのではないでしょうか?
~損切の考え方はエントリーより大事~
このように、押し目や戻りでエントリーするのか、ブレークアウトでエントリーするのかにより、損切の考え方も変えていく必要があります。
常に相場には両方向のシナリオが存在します。エントリーだけを考えるのではなく、損切についても基準を持った判断が出来るようになれば、更に自信を持ったトレードが出来るようになるでしょう。
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