【英検準２級】中学受験と英検④

【英検３級】中学受験と英検③で記したような取り組みが上手く進んで英検３級に合格したら、引続き５年生で英検準２級を目指してみましょう。

但し５年生から中学受験の勉強を本格的に始める場合、その頃からは受験勉強に片寄りますし、６年生になると、さらにその傾向は強まります。

このような場合、準２級の難易度（高校レベル）も考慮して、１年計画で進める、即ち５年生の１月くらいを目指して進めることが考えられます。受験費用も安くはないので、できれば１回で合格しておきたいですね。

また、このような取り組みをしないと２年間のブランクを生じてしまうこともあり、進学後のことも考えて、５年生でも、ある程度英語に取り組んでおくことは有効でしょう。

３級ではチャレンジイングリッシュで間に合わせて、単語の本（小学生が取り組むと飽きやすい傾向）を省略することも考えやすいですが、準２級になると小学生で受験するには 、かなり難易度が高いこともあり、単語の本を活用するのが現実的な手段と考えられます。

英検準２級の単語勉強用の本として評判がよいのも、やはりでる順パス単のシリーズと思います。この本およびアプリを活用するのが堅実でしょう。

単語以外については３級までと同様、全般的には、ひとつひとつ分かりやすくのシリーズを活用し、さらに早めに受験を申し込んで、スタディギア ｆｏｒ ＥＩＫＥＮのベーシックを併用する方法は選択肢になります。

➡スタディギア ｆｏｒ ＥＩＫＥＮ

但し、準２級のひとつひとつ分かりやすくについては、小学生が使いこなすのは難しい印象もあります。（ちなみに３級までと著者も異なるようです）

しかしながら代わりとなる良い教材が有るかというと、それもなかなか見当たらず、次善策としては教材の質に頼る形で過去問により補強する方法が考えられます。

できれば 、ひとつひとつ分かりやすくのシリーズと同様の内容で代わりのものが望ましいですが、見つからない場合の選択肢として参考にしてみてください。

準２級の二次試験は３級と比べると難易度の印象がやや異なり、しっかり準備しておく必要があると思います。

ひとつひとつ分かりやすくシリーズにも二次試験の内容が含まれていますが、他の教材も併用して補強することを考えた方がよいでしょう。

ＤＶＤ付きに関しては、３級で見ていれば、実際の試験内容以外の冒頭の挨拶など流れをイメージできていると思いますので、ここでは必須ではないと思います。むしろ実際の試験内容を多くこなした方が、本番で固まってしまうような心配を減らせるでしょう。

準２級は難易度が上がるので、１次試験の前からある程度準備しておいた方がよいと思います。