はじめに
【中学受験する場合の進路】に記しましたが、公立は対策が難しく、日程の制約があることから、私立と併願しない場合は、不合格となるリスクも想定しておく必要があります。
なかなか掴みどころが無い印象もあり、なるべく情報を入手したいと思う方も多いでしょう。
合格者に聞きました
某公立中高一貫校の文化祭等を一昨年に訪問した際に、複数の生徒さんと話のできる機会がありました。主として受験対策に関して、次のような話を聞くことができました。
【Aさん】
・塾等 ➡ 5年生から公立向けの塾(【公立中高一貫校】私立と対策が異なる参照)に通っていた。
・勉強方法等 ➡ 総合的に考える問題が多い。過去問は慣れるまで解いた。
【Bさん】
・塾等 ➡ 6年生の夏から公立向けの塾に通った。
・勉強方法等 ➡ 知識よりも 、解いたり、作文したりする問題が多く、勉強より読書や新聞を読んだりする方が大切。
【Cさん】
・塾等 ➡ 私立向けの塾に通っていた。6年生の夏休み後から公立向けの対策講座を受講した。
・勉強方法等 ➡ どちらかというと私立の勉強が中心であった。
【Dさん】
・塾等 ➡ 5年生から公立向けの塾に通っていた。
・勉強方法等 ➡ 知識だけでなく、考えて解く問題が多い。過去問などで対策した。
【Eさん】
・塾等 ➡ 塾には行かず、6年生の12月から過去問をやった程度。
・勉強方法等 ➡ 周囲では御三家に受かるレベルの人が落ちた。過去問等による公立向けの対策は必要。
話を聞いて思ったこと
【公立中高一貫校】私立と対策が異なるで記した下記の傾向については、勉強方法等の傾向にも現れている印象がありました。
〉③科目が4科目などに別れていない。
〉④内容は小学校で習う範囲。
塾については、公立向けの塾に通っている方が多めのようですが、通っていない人も居るなど多様な感じがします。
対策については、やはり過去問が主ですが、下記のような点も考慮しつつ複数の切り口から、即ちどちらかというと広く浅く対策を考えた方がよさそうな印象を持ちました。
・出題傾向を絞りにくい印象あり。
・知識よりも考える問題が多い。
一方で受験勉強に使うべき時間の限度もあると思いますので、他の勉強等との兼ね合いも考慮する必要はあるでしょう。例えばですが次のような。
・私立と併願する場合 ➡ 私立の対策にウェイトを置く。
・私立と併願しない場合 ➡ 受験勉強だけに囚われず、読書や新聞を読むなど各々に適した日常的の中での対策も考える。
まとめ
公立中高一貫校の受験対策等について、合格者に話を聞いて思ったことを記しました。情報量等に限りのある内容ですが、よろしければ、参考にしてみて下さい。
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